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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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612/678

612:事前に釘を刺そう。

「しかしそんなしっかり保護されるなら、ほんと訓練に良さそうだねぇ。小っちゃいから場所もとらなくなるし」

「まぁそうなんだけど、私が頼む時にも言ったけどMPの消費量の問題がね」

「あ、やっぱり効果が強い分、結構使うの?」

「大体千点くらい吹っ飛ぶらしい」

「うっわ」

 気持ちは解るけど何その反応。
 どうせ元から魔法に関しては異常な生き物だって解ってるんだから、「なんか凄すぎて引くわ」みたいな顔しないでよ。


「それは流石に気軽にお願い出来ないねぇ」

「本人は全然問題無いよーって言うんだけど、人類側の常識で考えるとなぁ」

 仲間外れにされてしまった。
 うん、まぁ【妖精】のどの情報を拾っても、完全に「人類の敵」って感じしかしないから仕方ないんだけど。

「まぁ縮んだら回復力も上がるみたいだから、とりあえず最初に吸わせて出来るだけ返しはするつもりだけど。どうせ私、戦うのにMP使わないからね」

 ああ、それは助かるな。
 流石に一回吸うくらいじゃ元は取れないだろうけど、ちょっとでも戻ってくるならその方が良いし。
 あと縮んでると普段より美味しいし。



「さて、それじゃあんまり邪魔し続けるのも悪いし、ささっと……の前に」

 やってくれって言われるのかと思ったらまだ何か有ったらしく、集まってる人たちの方へ顔を向けるアヤメさん。

「何かあるの?」

「小さくなって見づらくなったからって、よく見ようと迫ってくるのは止めておいてくれよ?」

 あー、そこは言っておかないとだよね。
 慣れてたとしても、やっぱり相手が大きすぎるし。


「ああ、ラキちゃんくらいになったら遠くからじゃ見えないよね。でもなんで?」

「いや、このサイズから見たら自分がどんな大きさに見えるか考えてもみてよ」

「ラキさんと同じサイズとなると、大体二百五十分の一といった所でしょうか」

 アヤメさんの言葉に、レティさんが想像の基準を示していく。
 ラキは人間から見たら六ミリくらいのはずだから、百五十センチの人を基準にしたらそのくらいか。
 具体的な数値を示すと、解りやすいような逆にピンと来ないような。


「となりますと逆からは二百五十倍という事で、人間が四百メートル近い巨大生物に見えるかと」

「都会の高層ビル群が全部自分に向かって倒れてくる様な感じ?」

「五十階建てで二百メートルくらいっていうし、その倍は有るよねー」

「……うん、ちゃんと想像出来てないとは思うけど、やめとこうとは思えた」

 レティさんの示す数値に、お姉ちゃんが雑に例えてエリちゃんが乗っかる。
 集まってる人たちも、それを聞いてなんとなくは察してくれたらしい。

 ……しかしお姉ちゃんの例えだと死ぬ気しかしないな。
 いや倒れてくるわけじゃないけど、その倍の大きさで更に意思を持った生き物って言うとどっちにしろ死ぬ気しかしないな。

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