挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

611/727

611:印象を話そう。

「あれ、むっちゃんじゃん。あの子なんかやったの?」

 一瞬だけ出てきたむつみさんを見て、エリちゃんが不思議そうな顔をした。
 しかしエリちゃん、相変わらず妙に顔が広いな。
 まぁやたらとフレンドリーな性格だし、そんなに不思議でもないか。

「前回の集会で散々やられたからなぁ。しかも今の、それならちょっとくらい良いよねって顔だろ」

「あー、むっちゃんそういうとこ有るねー」

 あ、やっぱりそういう認識なんだ。
 まぁ当然と言えば当然か。


「いくら死にはしないって言っても、流石にな」

「ラキちゃんサイズのアヤメちゃんなんて見たら、あの子ほっぺ突っつくくらいの気軽さで指を乗せてきそうだよね」

 あー。
 確かにあの人、やっても安全って判ってたら普通に「えいっ」ってやりそうだな。
 そんな事されたら、指先にまともな感触さえ返せずにまっ平らになるだろうなぁ。

 まぁ十倍以上大きい私でも、トンッて指で押さえられたら抵抗なく穴が開くだろうけどさ。
 しかもこっちは保護無しだから普通に痛いし死ぬし。


「乗せるだけじゃなくて、そのままグリグリ押し付けそうじゃないか?」

「それどころか潰してから指に引っ付けて拾って、摘まんでころころ丸めるくらいはやりそうだよねー」

「酷い言われようねぇ……」

「え、でも姐さん普通にもっと無茶苦茶するっすよね? ……んぬぁぁっ!?」

 二人の会話が聞こえてたらしいむつみさんのつぶやきに、レンジャーさんが素直な言葉を吐いてしまってお仕置きされてるのが聞こえてくる。
 でもここから見える人達も、「いや、間違ってないよな」って感じの空気だよ。
 迂闊過ぎるレンジャーさんと違って、絶対に口には出さないだろうけど。



「まぁそういうわけで、死ぬ事はそうそう無いみたいだよ。燃やしても冷やしても大丈夫だったし、【妖精】以外の魔法も多分ほぼ効かなくなるっぽいし」

「凄いなぁ。って【妖精】の魔法は効くんだ」

「例外なのか単純に攻撃力の差なのか判らないけど、普通に熱かったですよー」

「実際に受けて色々試したこいつが言うんだから、多分間違いないだろうね」

「はぇー。てかよく試そうと思ったねぇ」

「ふっふっふ。雪ちゃんは可愛いからね! そのくらい、なんでもないよ!」

 ……久しぶりに聞いた気がする。
 いや、現実で考えたら前に言ってから一日も経ってないはずだけどさ。

+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ