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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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610/678

610:魔法を説明しよう。

「おーい、早いとこ始めないか?」

 あ、魔法チームから声が上がった。
 まぁ始めるぞーって所でだったから仕方ないけど。

 物理チームはもう遊ぶ準備に入ってるな。
 糸を渡した覚えのない人が持ってたりするけど、同じパーティーの魔法使いの人から借りたんだろう。

「ごめん、もうちょっと待ってほしい」

「まぁどうせ暇だから良いんだけどな」

「暇が無いなら来てないしねー。で、何やんの?」

 最初に声を上げた人の隣に居たお姉さんが、笑いながら歩いてきた。
 うん、それはそうだよね。
 忙しい人はまずここに来てないだろう。
 いや、まぁサクッとやって帰ろうと思ってる可能性は無くは無いけどさ。


「ラキと遊ぶために、白雪に魔法をかけてもらおうと思ってね」

「あ、妖精さんが魔法使うところが見られるの?」

「おー、そりゃ良いや。なんぼでも待つからどんどんやってくれよ」

 お姉さんの言葉を聞いた魔法チームがゾロゾロ集まってきた。
 そんな良い物じゃないと思うんだけど……
 いや、まぁ普通だとまず見られない魔法ではあるけどさ。

「おーい、妖精さんが魔法を披露してくれるらしいぞー」

 こら、物理チームにまで声をかけてギャラリーを増やすんじゃない。
 もうやたらと見られるのは諦めてるから、まぁ良いけどさ。



「んで、どんな魔法を使ってもらうの?」

 最初に近づいてきたお姉さんが、代表してなのかアヤメさんに質問してきた。

「簡単に言うと相手を小さくする魔法かな。最大でも妖精と同じサイズで、下はどこまで縮められるかはまだ判ってない」

「おー、凄い」

 そういえば試してないな。
 まぁ色んな意味で気軽に試せる物じゃないし、試す必要も無いからやらなくて良い気がするけど。


「でもそれ、危なくないの?」

「危ないかって言ったらそりゃ危ないけど、一応魔法の効果で保護はされるから」

「っていうか【妖精】に縮められてるって時点で、危険度は振り切っちゃってるよね」

 お姉ちゃんが横から小さくツッコむ。
 うん、まぁそうだよね。
 同意の上で縮めてるとはいえ、【妖精】側の気が変わったら抵抗する手段がほぼ無いんだし。


「縮んでる間は痛覚も殆ど無いし、体の耐久を超える力を受けたら粘土みたいになって破壊から保護されるから、だいぶ無茶できる様になるんだよ」

「なにそれマジで羨ましい」

「訓練し放題じゃん」

 アヤメさんの補足に、物理チームからの声が上がった。
 まぁ確かに、普通にやってたら結構痛い事も多いだろうしね。
 お互いに遠慮しなくても、相手に怪我させる事も無いから全力で試合だって出来るし。

 今回はラキは保護されてないけど、当のアヤメさんでさえラキに怪我をさせられるって思ってないだろうから、まぁ問題は無いかな。


「あらあら」

「あ、みんな頼むから、そいつだけは近づけない様にしてくれ」

「ひどいわぁ」

 すっと出てきたむつみさんが、アヤメさんの言葉で後ろに追いやられていった。
 うん、まぁ仕方ない。

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