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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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598/678

598:ついぷにぷにしよう。

 満足したっていうか、減ってきて低くなったから齧りづらくなったからかな?
 まぁそこはどっちでも良いか。

 ついでに撫でようかと思ったけど、指は汚れてるから止めておこう。
 ぴーちゃんも撫でてないしね。


「しかしシャルロットさんが何をお好きなのか判りませんので、何を買っておくか迷いますね」

「まぁそりゃ二回会っただけだしなぁ」

 会った二回も騎兵大変だよーって話と騙されたーみたいな話だったしね。

「うーん…… やっぱり無難に、好みとか関係無く有ると嬉しい、お薬セットとかその辺が良いんじゃない?」

「そうですね。その類でしたら、もし何事も起きておらず受け取りを固辞された場合でも無駄にはなりませんし」

 ……なんか季節の贈り物を選ぶみたいな感じになってない?
 実際ポーションとかは【妖精】以外なら誰にでも役立つし、良い物だとは思うけどさ。

 しかし何事も無くてもとりあえず渡すつもりなんだな。
 ていうか何かあったら、どうあっても受け取らせるつもりっぽい。

 ……いやその前に、『もし』の対象が『何かあったら』じゃなくて『何もなかったら』なのか。
 既に皆の認識は何かされちゃってるっていう感じなんだな。
 いや、まぁ私もそう思うけど。


 さて、ラキも満足して解放してくれた事だし……

「シルクー、ちょっと下向いて口開けてー」

 右上を向いて少しのけ反り、後ろ斜め上にあるシルクの顔を見上げる。
 む、遠慮してるな。
 遠慮っていうか、自分はお世話する側だからって思ってるのか。


「ほらほら良いから、あーん」

 私が二度言ったからには従わないわけにはいかないのか、少し困った顔で口を小さく開けてくれた。
 まだ完全に恐怖心は抜けてないだろうから、そこは申し訳ないな。
 でもまぁお世話のお礼と、召喚獣とのスキンシップを兼ねた行為だし、素直に従ってもらおう。

 左手に持っていた麺の残りを右手に持ち替え、先端をシルクの唇の隙間に差し込んでいく。
 お、はむって挟んだ。

 とりあえず閉じただけで強く挟んではいないみたいなので、そのまま反対側を人差し指で押しこむ。
 ……んん?


「雪ちゃんは何してんの?」

「いやその、シルクの唇、めっちゃ柔らかい……」

 ついつい押し込んだ後もぷにぷにぷにと触っていたのを、お姉ちゃんに見つかってしまった。
 でも仕方ないんだよ。
 なにこれ、しっとりぷにぷにで気持ち良すぎる。

 この感触なら、珠ちゃんの肉球とだって戦えるぞ。
 いやうん、自分で言っておいて全く意味が解らないけど。
 どう戦うっていうんだ。


「あ、ごめんね」

 唐突に自分の口を突っつき始めた主人に困惑してるだろうと謝って手を離したら、なんか残念そうな顔になった。
 ……こっちから触ってあげれば何でも嬉しいのか?

 逆にぷにぷにして私が喜んでるのが嬉しかったんだろうか。
 よく解んないけど、この子の事だから『ご主人様』のためになる事ならなんだって喜びそうだし。
 まぁ良いか。
 ていうか私は恥ずかしいとか散々言っておいて、人前で何をやってるんだ。

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