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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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587/732

587:以前の経験を聞こう。

「というわけで、物理法則なんて投げ捨ててしまえば良いのだー」

「あー、まぁうん、現実には魔法だって無いんだから、あんまり細かい事気にしてるとゲームなんて出来ないしな」

 なんとなく納得するアヤメさん。
 ……でもこれ、エリちゃんが現実でやれたらなーって希望だった様な。
 まぁ出来ないのが解ってる上での話だったから、別に良いのか。


 ……ん?

「そういえばエリちゃん、前森に食べられに行って泣いてなかった?」

 たしか【吸血】で破裂した時か、その次辺りで家に戻る途中に叱られてた様な。
 【吸血】の方だったかな?

 痛くて気持ち悪かったって泣いてて、おじさんに拳骨もらってなかったっけ?

「あー、そんな事もあったねー。いやー、アレはちょっと私の希望と違う感じだったんだよなぁ」

「……そういうもんなの?」

「そういうもんなの」

 まぁそりゃ、溶かされるのと丸飲みされるのとじゃ大分違うだろうけどさ。


「他の分野と同じく、これも細分化するとキリが無いと言って良いくらいに色々有りますから」

 カトリーヌさんが横からそっと補足してくる。
 別に知りたくないんだけど。

「チョコが好きな人が甘い物欲しいなーって言ってる時に、はいこれって羊羹出されたら微妙な感じになるでしょ?」

「解るような解らないような……」

 エリちゃんの例えに首を傾げてしまう。
 まぁ確かに甘い物って括りでは同じなんだろうけど。

「そんな感じなわけだよー。同じ食べられるのでも、ちょっと私の趣味とは違ったんだよねぇ。あ、ちなみに私は羊羹も好きだから出されたら喜ぶよ」

「いや、それはどうでも良いけど」

 それならさっきの例えは羊羹じゃなくて、自分が貰って「んん……?」ってなるものを挙げようよ。
 言いたい事は解ってもなんかもやっとするじゃないの。


「あと、あの時はまだ目覚めきってなかったと思うし。今ならどうだろうなー」

「いや、試しに行かないでよ?」

「だいじょーぶだいじょーぶ。だってユッキーたちのが気持ち良ーし、死んじゃったら美味しくなくなっちゃうからねー」

 あー、まぁそこは助かるけどさ。
 土の味はちょっとね……
 いや、そうなってるのが解ってたら、まず溶かす前に止めとこうよって言うけどさ。

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