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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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586:想像は自由にしよう。

「あー…… んー……」

 アヤメさんがコメントに困ってるな。
 まぁ当然だよなぁ。

「とりあえず、それ普通死ぬよな?」

「そうだけど、その辺は良いんだよー。どうせ前提条件の小っちゃくなるって所で不可能なんだから、想像するだけなら実際ではどうこうってのは気にする必要なんてないのさー」

「それもそうか……」

 あー、うん、まぁ確かに。
 そもそも今の私だってそうだし。


 皮膚の厚みやら内臓やら、体の造りを全く別物にしないと生き物として存在できそうにないよね。
 まともに空気を吸えるかすら怪しいよ。

 それに音の聞こえ方も全く違うだろうし、重力のかかり方も別物だろうし。
 そのままサイズ差の十倍速にはならないかもしれないけど、足が降りるのも体が倒れるのもかなり速くなるんじゃないかな?
 太郎たちみたいな回転数で脚を動かすなんて、この体じゃ無理だよなぁ。


「現実っぽさを重視しちゃうと、そもそも真っ暗で何も見えないだろうしねー」

「ああ、まぁそりゃ腹の中が光ってる様な奴はいないわな。……腹の中が黒そうな雰囲気の奴ならって待て、冗談だからそれを戻してくれ」

 アヤメさんが慌て始めるのでどうしたのかと思って視線を追ってみたら、レティさんがお姉ちゃんのポケットに石をしまっているのが見えた。
 ……お姉ちゃんそれ常備してんの?

 しかしまぁ、確かに中に入ったりしたら何も見えないだろうな。
 外からお腹に強い光でも当て続ければ別だろうけど、それはそれでよく解らない状況だし。


「あと、多分めっちゃ暑いだろうしねー。熱中症になっちゃいそうだよ」

「ん? あー、それもそうか。腹の中なんて高温多湿にも程があるだろうしな」

 単純に体温と同じとしても低い人でも三十五度は有るだろうから、気温で考えると猛暑日以上なのか。
 湿度なんて言うまでも無いし。
 確かに、お腹の中じゃなかったとしてもなかなか耐えられる環境ではないだろうなぁ。

 宿主のお腹に悪いから、冷やすわけにもいかないしね。
 いや、そもそも異物がお腹に滞在しようとしてる時点でかなりお腹に悪そうではあるんだけど。

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