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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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584/733

584:希望を聞かされよう。

「ミヤコさん、大丈夫ですか?」

「あ、レティちゃんありがとー」

 あ、レティさんが逃げて先頭のお姉ちゃんに回復魔法かけに行った。
 まぁ気持ちは解るよ。

 でもなんていうかレティさん、巻き込まれたくなくて嫌そうな顔はするけど、エリちゃんの趣味を否定したり気持ち悪がったりしてるわけじゃないんだよね。
 単純に反応に困って微妙な返事しか出来ないから、こっちに聞かないでくれって感じかな。
 私もそんな感じの返事しか出来てないし。



「まぁ質問したのは私だしな…… で、なんなんだ?」

「えーとねー、まず現実で無理な理由が、小っちゃくならないとダメなんだよねー。最低でもユッキーくらい、出来ればラキちゃんくらいに」

「ああ、まぁそりゃ無理だな。……っていうか縮まないと出来ない仕事ってなんだよ」

 うん、たしかに不可能だ。
 アヤメさん、早速聞かなきゃ良かったって顔してるけど頑張れ。
 私は微妙に離れて聞いておくから。


「ほら、胃カメラって有るじゃん」

「ああ、有るな」

「あれの代わりにカメラ持ってから飲み込んでもらって、お医者さんにお腹の様子を中継するお仕事とかー」

「いや死ぬだろ。ていうか飲む方が嫌だろ」

 即座にツッコむアヤメさん。
 うん、いろんな理由で死ぬよね。
 圧力とか酸素とか。

 あとは胃液か。
 詳しくないけど、なんかかなり強い酸だって言うし。
 まぁ普通に動物のお肉食べてるんだし、人間だけ溶けないって事も無いだろう。


「そこはほら、人間を縮めちゃう驚異の科学力でなんとかしよう」

「雑だなおい」

「てか、溶けない小型カプセルみたいな物なら、今でも作れそうだし大丈夫大丈夫」

「あー、まぁそこはそうかもしれないけどな……」

 飲む方が嫌って問題は解消されないけどね。


「出来れば生身でヌルッと滑り込みたいけどねー」

「まぁうん、解った」

「んでねー、第一希望はー」

「まだ有るのか…… っていうか今のは第二かよ」

「いっぱいあるよー。カトちゃんなら詳しいから、解ってくれると思うなー」

「そうですね。今はVR技術が有りますから、一般の知名度は低いですがエリちゃんさんの希望に沿う様な体験を出来るソフトも色々と有りますよ」

 解っちゃうんだもんなぁ。
 ていうか有るんだ……


「お、まだ目覚めたばっかだから、そういうのはあんまり知らないんだよねー。また今度、いろいろとおすすめ教えてくれない?」

「はい、いつでも相談に乗らせていただきます」

「いやー、良い時代に生まれたもんだなぁ」

「ええ。特に私などは、本来でしたら一度きりしか体験できない事が多いですから」

「まぁそうだろうね……」

 つい口に出して同意してしまう。
 いくら医療技術が発展したからって、無くなった体がにょきにょき生えてきたりはしないからな……


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