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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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575/729

575:責任を問われよう。

「もー、あんまり変な事言ってるとそのうち怒られるよ?」

 周りに誰も居なくても、そういう所でのトラブル防止の為に運営側のAI監視者とかが居るかもしれないし。
 いや、居るんだったらカトリーヌさんに襲われてた時に出て来てくれてても良いと思うけど。

「怒るよじゃないあたり、ユッキーって優しいよねー」

「それじゃ怒ろうか?」

「あっはっは、冗談冗談。大丈夫だよー、さすがにさっきのも半分冗談だからさー」

 いや、半分かい。
 まぁ普段の言動から考えると、半分どころか八割がた本気だと思うけど。


「私としちゃ、全部冗談でいてくれた方が嬉しいんだけど」

「またまたー。そんな事言いながら、いざ食べたら美味しい美味しいって言ってるじゃーん」

「むぐぅ」

 いやうん、仕方ないじゃん。
 【妖精】と人類がそういう風に作られてるんだからさ。
 私のせいじゃないやい。
 ……いや、普通は美味しくても食べないんだろうけど。


「半分冗談というよりは、からかうためにあえておかしな言い方をしてみたといった所でしょうか」

「あーそうそう、そんな感じー」

 レティさんのコメントに、エリちゃんが頷いて同意する。
 いや、からかわなくて良いんだよ。

 普通にしててくれっていうか、もう少しテンションを下げてくれと言いたい。
 今のが普通の状態なのかもしれないから。



「でもさー」

「ん?」

 エリちゃんの言葉に反射的に疑問を返したけど、なんか嫌な予感がする。
 嫌な予感というよりは、変な事を言い出す予感が。
 だって、なんかニヤニヤしてるっていうか企んでる様な笑みを浮かべてるし。

 ……いや、別に変な事を言われるってのは、嫌な予感でまとめて良いのかな?
 いやそこはどうでも良いな。


「私をこんなのにしたのってユッキーだしー、責任取ってくれなきゃじゃないのー?」

 うわぁ。

「いや、うん、まぁ確かにきっかけは私だけど…… というかやれって言ったのってエリちゃんだったよね」

「あー、それはそうだねー」

 うん、たしかエリちゃんの側から立候補してきたはずだぞ。
 ていうかやれって言われなきゃやらないし。


「っていうか同じ目に遭った魔人の人の方はそうなってないんだから、元々エリちゃんがそういう人だったんじゃないの?」

 苦し紛れに反論してみたけど、実際あっちとかカトリーヌさんとかはここまで酷くなってないし。
 カトリーヌさんは別の方向にもっと酷いけど。

「そうだとしてもさー、せっかく眠ってくれてたのをユッキーが目覚めさせちゃったわけじゃんかー」

「いや、さっき自分からやれって言ったの認めたよね?」

「うん」

 反応に困るから、唐突に素直にならないでほしい。
 いや、ゴネられても困るんだけどさ。


「まー言っといて何だけど、必要以上にちゃんと責任取ってくれてるしねー」

「いやうん、急になんなの」

「いや、普通そんなでっかい家まで建ててもらえるとか、有り得ないっしょー? 私が使うのは一部屋とはいえさ」

「あー、まぁ小屋が欲しいからついでとはいえ確かに」

 まぁそんなでっかくなったのって、単にライカさんの暴走な気がするけど。
 私はごく普通の小屋を作ってもらおうと思っただけだし。

 なんか流れの上でとはいえ、行く当てが無くなったところを引き取って仕事も紹介してるしね。
 いや、そもそも私と関わらなきゃ行く当てが無くなる事がなかったはずなんだけどさ。

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