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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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574:合流されよう。

 中からドアを開けたシルクは既に外出用の服を着ており、嬉しそうな顔をしていた。
 よしよし、美味しい物食べようね。
 何を食べるか決めるのは私じゃないけど。

 ……いやこれ、嬉しそうっていうかやる気に満ちた顔だな。
 嬉しそうな事には違いないけどさ。

 あー、そうか。
 家での仕事も好きだけど、直接ごしゅじんさま(わたし)のお世話を出来る時間だからか。
 なんか自分で言うと傲慢な感じがするけど、まぁ事実だし。


「ぴゃっ!」

 あ、ぴーちゃんがシルクの前に飛んで行った。
 頭の上のラキもただいまの挨拶してるっぽいな。

 お、一瞬間を置いてからシルクが二人の頭を撫でたな。
 外出のお供をするっていう任務の報告でもしてたんだろうか?
 まぁうん、よく解らないのはいつもの事だし、気にしないでおこう。



「よし、それじゃ戻ろっか」

「はい」

 レティさん、なんで普通に返事しながらシルクのほっぺをつついたんだ。
 いや、確かにぷにってして気持ち良いだろうけどさ。

 まぁシルクが嫌がってないなら別に良いか。
 むしろ構ってもらえるのが嬉しそうなくらいだし。

 ……もしかして、抜け駆けでシルクをぷにぷにするためについてきたのか?
 いや、まぁ特にそういう事ではないんだろうけどさ。
 今のも「せっかくだから」なんだろうか。


 まぁ良いや。
 アヤメさん達をあんまり待たせちゃ悪いし、さっさと戻るとしよう。
 ……ってなんか塔の方から物音が。

「あー、待って待ってー。私も行くからさー」

 無駄に勢いよく塔の入り口から飛び出してくるエリちゃん。
 せっかく新築なんだから、少し丁寧に扱おうよ。
 あんまり意味は無いけどさ。


「やー、間に合った間に合った」

「おはよ。いや、こっちも現実もおはようって時間ではないか」

「まーその辺は気にしなくて良いんじゃない? レティちゃんもおっはー」

「おはようございます」

 うん、軽いなぁ。
 まぁ無駄に細かい事言われるよりはよっぽど良いか。


「てか間に合ったって、そんなにこっちのご飯食べたかったの?」

 確かに普通に美味しくはあるけど、別に現実と大差ないっていうか味付けを考えると現実のご飯の方が良いだろうに。
 ちゃんとお腹も膨れるし。

 ……カトリーヌさんの場合は膨れてくれなくて良いんですとか言うのかな。
 いや、真面目に怒られそうだからやめておこう。
 多分かなり怖い目に遭う話題だわこれ。

 ていうか普通に失礼だし、変な事考えるのも止めておかないとな。
 私も平らとか板とかいう話が出るたびに連想されてるとか知ったら、かなりイラッとするだろうし。
 するだろうっていうかする。


「いやいや、そういう事じゃないよ?」

「ん? じゃあ何が?」

「おっ、それ聞いちゃうー?」

「そりゃ解らなきゃ聞くでしょ」

 なんなんだ、このテンションの高さは。


「私が食べるのはどうでも良いんだけどー」

「あ、いや、解ったからもう良いよ」

「ユッキーにトロトロにされて、優しーくちゅるるんって吸い込んでもらう時間があるじゃーん?」

「良いって言ってるでしょ」

 エリちゃんの頭上に石を作り出し、自由落下させてツッコミをいれる。
 ピンポン玉くらいだし角も無いから、まぁ怪我はしないでしょ。


「あだっ。んもー、これでもそのちっちゃな可愛いお口に潜り込むの、ちゃんと我慢してんだからねー?」

「全然めげないなこの人!」

 ていうか無理矢理潜り込まれたらグロい事にしかならないよ。
 小指の先でさえ無理だよ。

「……ええと、ほどほどにしておいた方が良いかと思いますよ?」

 うん、流石にレティさんでも引くよね。
 明らかにまともな発言じゃないし。
 ていうか下手したら通報されて良い発言だし。


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