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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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567/728

567:集団に近付こう。

「なにやら人が集まっておいでですわね」

「具体的な心当たりが有るから、ちょっと怖いなぁ……」

 とはいえ、行かないってわけにもいかないしなぁ。
 目的地はあっちだし、迂回しようにも入り口はあそこだけだし。
 いや、別に花壇の上を飛べば通る事は出来るけどさ。

 そもそもあそこに集まるって事はほぼ確実に私に用が有るんだろうし、気付いておいて無視するわけにもいかないだろう。
 ていうか既に向こうもこっちに気付いてるし。
 さっきの事で何か問題が起きて叱られるんだったら、逃げたりしたら余計に印象が悪くなるだけだよね。


「ま、なんとかなるよね」

「私としては、問題が起きておらずとも仕置きしていただきたい所ではありますが」

「それお仕置きとかじゃなくてただの暴力だからね?」

 至極どうでも良いですという顔でスルーしておく。
 だんだんおかしくなる頻度が上がってきたな……

 まぁ暴走しようとしても、今はラキが頭の上でブレーキをかけるだろうから問題無いか。
 いや、そっちはそっちで問題のある状況になりそうだけどさ。
 ぐるぐる巻きにしたり突き落としたり、いろいろ過激な事するからなぁ。

 まぁ一応大怪我はしない様に気を付けてるみたいだから、心配要らないか。
 ……うっかりは有るけどまぁその時はその時で。



「おいーっす」

「こんにちはー」

 北門でも最初に声をかけてきた兎のお兄さんの挨拶に、とりあえずの返事をしておく。
 うん、とりあえず叱られる感じではなさそうだ。

「えーっと…… あの後、何かまずい感じになっちゃいました?」

「あー、いやいや大丈夫。なんか集まってた奴ら、妖精さんを仕留めたらいきなり落ち着いて解散しやがったからさ」

「あ、良かった…… のかな? やっぱり、私たちが視界に入ってるとダメな感じなんですかねぇ」

「かもなぁ。ま、こっちとしちゃ向こうから集まってくれて美味しいから助かるんだけどな」

 まぁそうだろうなぁ。
 ある程度攻撃するまでは完全に無視して私の方に来てたし。
 しかも相手にしてる一体以外の援護は気にせずに、片付いたら次って感じでサクサク狩れるし。
 あっちでも言ってたけど、ボーナスステージみたいなものだろう。


「集める餌になってくれって頼みの集まりだったら嫌ですよ……?」

「いや、流石にそりゃ言えないだろ。いくらデスペナ無いっつっても、死ぬのはやっぱりなぁ」

「さっきは即死だったからマシでしたけど、変に生き残ると死ぬほど痛いですからね……」

「だろ?」

 まぁ死ぬほどっていうか、ほぼ確実にその後実際に死ぬんだけど。
 ダメージ自体がそれほどじゃなくても、痛みで集中も出来ずに追い打ちされるだろうし。

 ……カトリーヌさんが自分ならとか言うかと思ったのに大人しいなと横目で見てみると、言おうとはしたらしいけどラキに無理矢理黙らされてた。
 うん、ちょっと静かにしてようね。

 いや本当にやりたいなら止めないけどさ。
 私は行かないからね?
 あと息は出来るようにしてあげてね?


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