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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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559/673

559:遊んだ片づけをしよう。

「……おお、速い速い」

 裏庭から受付へ戻ると、ラキが太郎用に作られた回し車の中で爆走していた。
 ぴーちゃんが外から器用に羽で回してるのは、ラキが走っても体重が足りなくて上手く回らないからかな?

「ぴゃっ!」

 いやぴーちゃん、こっちに気付いて顔上げて、おかえりーって声出すのは良いんだけどさ。
 急に車を止めたらラキが危なくない?
 せめて羽で押さえずにそのまま自然に止まる様にしようよ。

 まぁ流石はラキって言って良いのか、足場の急停止にもちゃんと反応してたみたいだから、問題は起きてないけどね。
 別に止まれば良いだろうに、なんか内側を三回転くらい走ってから外に飛び出してきたよ。

「ぴぅ」

 あ、それでも「危ないでしょー」って事なのか、ラキにまったくもーって顔で威嚇されてぴーちゃんが謝ってる。
 危ないのは事実だろうけど、飛び出してきた時結構楽しそうな顔してたから、別に怒ってはいないんだろうな。


「お疲れ様です」

「あ、どうもー」

 二匹(ふたり)を迎えに近付いたら、戻ってきていたライサさんに挨拶された。
 相変わらず復活が早い人だな。
 ていうか本当、この人よく奥の事務仕事に回されないよね。

 それだけ受付として有能な所が有るんだろうか?
 まぁ良いか。
 私の声が聞こえる職員さんはあんまり居ないみたいだから、奥に回られると私としても困るんだし。


「この子たち、良い子にしてましたか?」

「はい。いつまでもここに居ていただいて良いくらいです」

「いや連れて帰りますけどね?」

 ……当たり前の事なんだから、えーって顔しないでくれませんかね。
 うちの子ですからね?


「ん?」

 なんかラキが回し車に戻ってごそごそ動いてる。
 何をして……ってああ、命綱みたいな感じで出し続けてる糸が回し車に残ってて、それを回収してるのか。
 近づいたらはっきり判るくらい大量に出てるな……

 拾い上げてどうするのかと思ったら、全部食べてしまう気らしい。
 結構出てるけど大丈夫?

 いや、全然問題無いっぽいな。
 ごそっとまとめて豪快に、ぽんぽん口に放り込んでいってるよ。
 素麺やうどんじゃあるまいし、ずぞぞーっていく物じゃないと思うんだけど……

 まぁ良いか。
 処理にすごい時間かけられてもちょっと困るし。
 いや、そうなるなら諦めようねって言うけどさ。

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