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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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541/733

541:見送って行こう。

「まぁ本人が良いって言うなら構わねぇか。ほれ、二階へ上がるからこっちに来な」

 受付カウンターの内側から女の子を呼ぶジョージさん。
 せっかくだからそのままジョージさんが連れて行くんだな。

「そちらに入っても大丈夫なんですか?」

「駄目なら呼ばんだろうよ」

「それもそうですね。では失礼します」

 ジョージさんの返答に頷き、女の子がカウンターの奥へ入っていく。
 しかしアリア様は勝手に来て良いって言ってるらしいけど、そこ通らなきゃいけないんだから自由に行くのは無理だよね。
 裏口からならほぼ直通らしいけど、勝手に裏に入ったらジョージさん達に捕まりそうだし。


「ああ、ところでお前らは裏に行くんだよな?」

「あ、はい。そのついでに紹介した次第ですね」

 一応って感じに確認された。
 まぁ私たち……っていうか私、ジョージさんにしてみれば要注意人物だもんなぁ。


「そうか。それじゃ、上に行くとしよう」

「はい。妖精さん、紹介をありがとう」

 女の子に声をかけ階段に向けて歩いていくジョージさんと、返事をしてから私にお礼を言ってその後を追う女の子。
 おや、ジョージさんの足が止まった?

「頼むぞ」

「はい」

 近くに居た職員さんに声をかけると、その職員さんがこっちに歩いて来た。
 ああ、ライサさんが居ないからその間の受付業務の穴埋めね。
 なんというか、ジョージさんも周りの職員さんも慣れたもんだなぁ……

 ていうか、いつの間にか倒れてるライサさんが居なくなってる。
 気付かないうちに隠密さんが中庭に引きずって行ったんだろうか。



「それじゃ、私たちも行こうか」

「はい。今日は負けませんよ」

「いや、別に勝負してるわけじゃないでしょうに」

 ずっと静かだったカトリーヌさんに声をかけると、謎の答えが返って来た。
 うん、まぁなんだかんだ言ってこっちもムキになっちゃうんだけどさ。


「しばらくぴーちゃんとラキをお願いします」

「ぴゃ?」

 カウンターに来た職員さんにお願いして頭を下げると、ぴーちゃんが疑問形の鳴き声を上げた。
 「ついてかなくていいの?」って事かな。

「来てもする事無いんだし、ここで可愛がられててねー」

「ぴぅ」

 うん、納得してくれた。
 ラキともども頑張って、私たち【妖精】の好感度を上げるお仕事に励んでくれたまえ。


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