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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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536/673

536:提案してみよう。

「あっ」

「どうしたんだい?」

「そういえば私、その役場に行くために出てきたんでした」

 なんか普通に遊んでたけど、お仕事行くぞーって出てきたんだったよ。

「ああ、邪魔をしちゃってたか。すまないね」

「あ、いえ。別段急ぎの用事ってわけでも無いんで、全然大丈夫ですよ」

 良いよ良いよーと手を振って謝罪に答えておく。
 門も開けてもらったしね。


「あ、妖精さん、何か用事が有ったの?」

 姉の言葉を聞きつけて、妹さんが声をかけてきた。

 ……ってぴーちゃん、何で羽の先でちょっとだけ顔隠してるの?
 よく見たらちょっと顔怖いーみたいな反応でもされたかな。
 ぴーちゃん自身はそんなに悲しい気分にはなってないみたいだから、妹さんに言われたわけじゃなくて表情とかから敏感に察したんだろうか。

「ああ、お出かけする所だったけど、気にしないで良いよーってさ」

「ありゃ、ごめんなさい」

 良いよと言われても一応謝ってくる妹さん。
 別に良いのにとは思うけど、ふーんで済ませるよりは好印象になりやすいよね。

「ぴゃ」

 お、ぴーちゃんが良いんだよーって感じで、妹さんの頬を羽でぽふっと撫でた。
 うん、代弁ありがとう。



「で、せっかくですしそちらさえ良かったら、役場に行くついでに紹介しましょうか?」

「それは助かるけど、良いのかい?」

「どうせ受付は通りますから。それに少し話すだけですから、大した手間でもありませんし」

「それじゃ、お願いしようかな。ちょっと妖精さんについて役場に行ってくるけど、そっちはどうする?」

 私の提案に頷いて、妹さんに声をかける女の子。
 妹さんはそれを聞いて少し首を傾げ、考えている様子だ。


「どうしよっかな。あ、お役所って図書室が有ったよね」

「どうだったかな?」

「あ、有りますよー」

 首を傾げる女の子に、横から存在を伝えておく。
 あそこ変な本も有るけど、ちゃんとメインは普通の本だし問題は無いだろう。

「有るってさ」

「じゃ、私も行くー」

 へー、妹さんは本が好きなんだ。
 もしかしたらぴーちゃんと結構気が合うかもしれないな。
 いや、それだけで判断できるわけが無いんだけどさ。

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