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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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531/673

531:指に止まろう。

「ま、こっちも怖がってるのを面白がってからかったんだから、おあいこですかね」

「そう言ってくれると助かるよ」

 ラキの頭をぐりぐり撫でながら、お互い様という事に済ませておく。
 実際向こうには何の悪意も無かったんだし。


「ところでハーピーさんが放っておかれてるけど、良いのかい?」

「あっ」

 女の子の言葉にぴーちゃんの存在を思い出した妹さんが、さっきまで居た所に戻って座り込む。
 だからそれ、服とか汚れちゃうよ?
 まぁ払えば済む事だし、身内が止めてないのにツッコむのも変な話か。
 普段から言われてるのにやっちゃってて、諦められてるって可能性が無くもないけど、それはそれで私が言っても無意味だろうしね。



「ごめんねぇ、ハーピーさん」

「ぴゃー」

 放っておいたことを謝る妹さんに、気にしないでーとパタパタ羽を振って鳴くぴーちゃん。
 まぁ元々声をかけたのも暇だなーって感じでだったし、暇だなーがちょっと長くなっただけだもんね。

「ちっちっちっ」

「ぴっ」

 止まりやすい様に曲げた指を差し出して、ぴーちゃんを呼ぶ妹さん。
 いや、普通に言葉通じるから普通に呼べばいいと思うよ?
 まぁぴーちゃんにはちゃんと通じてるみたいだから、特に問題は無いか。


「ぴゃっ!」

 妹さんの指に乗って、元気に挨拶するぴーちゃん。
 がっしり掴んでるけど、指は痛くないのかな?
 まぁこの人なら、痛ければ素直に痛いって言ってるか。

「わぁ、本当に来てくれたー。ね、撫でても良い?」

「ぴっ」

 妹さんの問いかけにぴーちゃんが一声鳴いて、どうぞどうぞと頭を下げる。
 うんうん、仲良くしようね。


「おー、見た目と違って髪の毛ふわふわだー」

 手触りが気に入ったらしく、ぴーちゃんの頭を優しく撫でまわす妹さん。

「いやぁ、妹がすまないね」

「いえいえ。……なんかそわそわしてません?」

「気のせいじゃないか?」

 いや、これ絶対この子も触りたがってるでしょ。
 可愛らしいのが好きって言ってたし、ぴーちゃん目つき以外は小さくてふわふわで可愛いし。
 ……いや、これ完全に飼い主()バカな考えだな。

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