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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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529/728

529:顔色を読まれよう。

「ま、どうしても違和感は有るだろうけど、どうしようもない事だから気にしないでくれると助かる」

「あ、はい。まぁ私も現実ではお姉ちゃんより結構大きいですし、知ってさえいれば大丈夫です」

 と言っても流石にお姉ちゃんはこの人ほどちっこくないけどさ。

「ああ、ありがとう。ま、こんな小学生に間違われかねない奴は、そうそう居ないだろうさ」

「あ、いやその、ごめんなさい」

 ……また顔に出てたのか私は。


「いやいや、良いんだよ。この外見、自分では気に入っているから。声や性格からは変に思われるかもしれないが、可愛らしい服が好きでね。この背格好なら、存分に着飾れるんだ」

「あ、そうなんですか。確かにちょっと意外ですけど、そういうのはとても似合いそうですね」

 今は冒険用の普通の装備だけど、フリフリの服で着飾ったら凄く可愛くなりそうだ。
 身長、百四十センチ有るか無いかくらいじゃないかな?
 間違われかねないっていうか、間違われない方が不思議なのでは。
 ……モニカさんに警戒するように言った方が良いかもしれないな。

「さっきここの管理人さんに同じ様に言われて、家に連れて行かれるところだったよ。話せば解ってくれたけどね」

 って、もう手出しした後か……
 本当に何をやってるんだあの人は。
 いや、まぁ気持ちは解らなくもないけどさ。



「おっと、忘れてた。そっちの見覚えの有る妖精さんも、こんにちは」

「はい、こんにちは」

 目立たない様に門柱の近くに居たカトリーヌさんが、女の子からの挨拶を受けて私の横に飛んで来た。
 なんでいつも、従者とか召喚獣みたいに微妙に控えてるのだ。
 普通に出てきて会話に参加してほしいんだけど。

「見かけないと思ってたら【妖精】になってたんだね。調子はどうだい?」

「おかげ様で良好ですわ」

 なんかカトリーヌさん、この人ちょっと苦手なのかな?
 ちょっと普通より控えめになってる気がする。
 あと良好って言ってもさっき死んだばっかりだよね。
 まぁカトリーヌさん的にはそれが良好か。



「ぴゃ」

 あ、暇だったのかぴーちゃんがポチを撫でてる妹さんに声をかけに行った。

「こんにちはー。わー、ハーピーさんかわ…… わわわわわわ」

 おおう、なんだなんだ?
 なんかぴーちゃんに挨拶してる最中にいきなり後ずさりだしたぞ。

「ククっ、クモっ、やっ」

 ……あー、頭に乗ってるラキの下半身がダメだったのか。
 まぁ不思議なくらい皆好意的だったけど、虫なんだしダメな人だっているよね。
 うん、仕方ないよ。

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