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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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524/677

524:綺麗にしてもらおう。

 うえー、なんか親指がぬるっとしてる……
 これはあれか、口の中に親指を突っ込んで、ぐにーっと引っ張ったりしてたのか。
 ぼーっとしてると足をうにうに動かす癖でも有るのかなぁ……

 ていうか流石に口をこじ開ける様な動きしてたら自分で気づくと思うんだけど。
 いや全然気付いてなかったけどさ。

 ……あー、そうか。
 下に居るのがカトリーヌさんじゃ、嬉々として自分から開くだろうから、抵抗とか無いよね。


「シルク、悪いんだけどこれ、綺麗にしてくれるかな?」

 体を後ろに傾けてベッドに手をつき、カトリーヌさんの上に乗せていた足をまっすぐ前に伸ばす。
 しかし舐めるなって言っておいて、自分から口に突っ込むって我ながら勝手な話だな。
 いや、わざとでは無いんだけどさ。

 突っ込まれても言いつけを守って自分からは何もしてこなかったんだから、カトリーヌさんにはちょっと申し訳なくなる。
 まぁだからって、舐めて良いよとは絶対に言わないけど。

 ……あー、さっき満足したばっかりだから溜まってなかったのが大きいのかな。
 いや、判らないしどうでも良いけど。


 シルクが私の言葉に頷いて、私の前に移動してくる。
 立ったままだと私の足の位置が低すぎるので、床にぺたんと女の子座りをして私の足を……ってちょっと待った。
 そこ、カトリーヌさん居たよね?

 ……うん、まぁ良いや。
 床に座ってもまだシルクの方が大きいので、シルクが作業しやすい様に、ベッドに寝転がって足を斜め上に。
 普通なら腹筋が辛そうな姿勢になったけど、【浮遊】で重力は無視してるから楽で良いな。


「ふうぇっ!?」

 ……変な声出た。
 なんか今日、やたら奇声を上げてる気がするよ。

 でも普通に拭いてもらうだけだと思ってたのに、いきなり足をくわえられたら仕方ないと思うんだ。
 むぅ、無理矢理引っこ抜くのも危ない、というか足を持たれてるから引っ張ろうとしても私の体がシルクの方に行くだけだな。

 しかし、なんでいきなり舐められてるんだろう。
 私は綺麗にしてって言っただけ……ってそういう事か。
 カトリーヌさんの唾液で汚れてたから、シルクの口から出る洗剤で洗われてるのか……
 綺麗に、じゃなくて拭いてくれって言えば良かったんだな。


 ちゅぽんと足から口を離して、反対側の指も口に含んで舐めてくるシルク。
 うん、抵抗するだけ無駄だから諦めて大人しくしていよう。
 普通の相手ならともかく、シルクの場合は本当に洗剤が出せるんだから、ちゃんとお仕事してるだけだし。

 ……ちょっと待った。
 それを布に含ませて拭けば良かったんじゃないのか?
 まぁ今更言っても仕方ないんだけどさ。

 いやうん、まぁ一応合理的ではあるけどさ。
 含ませる手間は減るし、多分必要な量も減るし、布も後で拭く一枚だけで良くなるし。
 でもそういう問題ではないよね。


 私の足から口を離し、取り出した布で丁寧に拭いて、じーっと見てから満足げに頷くシルク。
 足の下に添えられていた手が下ろされたので、むくりと起き上がってシルクの頭に手を伸ばす。
 ありがとねーとお礼を言いながら撫でてあげると、またしてもにへーと嬉しそうな顔になった。
 うんうん、素直でよろしい。

 ところでカトリーヌさん生きてる?

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