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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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522/677

522:チェックされよう。

「ぴぁー…… ぴぅ?」

「あー、なんか流れでこんな感じになっちゃってるけど、気にしないで」

 声の感じと表情から、「びっくりしたー…… ってこれどういう状況なの?」という事だと察して答えておく。
 多分合ってるだろう。


「ん? どうしたの?」

 なんかシルクが私の体をまじまじと見つめてくるんだけど。

「ご主人様の体に異常がないか、心配しておられるのでは?」

「あー、大丈夫大丈夫。さくっと死んだだけだから問題ないよー」

 自分で言っておいてなんだけど、大問題だよなぁ。
 単に苦しんで死ななかっただけ良いってだけで。

 あ、満足げに頷いた。
 ……でもチェックはやめてくれないのね。
 なんか恥ずかしいんだけど。


 そんな私の手や翅を持ち上げて、脇とか翅の根元とかまで入念にチェックしなくても良いでしょ。
 普段隠れてる場所をわざわざ広げられて見られるのは、なんだか恥ずかしいじゃないの。

 ……てちょっと待って。
 いつの間に私、上着を全部脱がされてるの?
 全然気づかなかったんだけど。


 そういえば、服をそのまま着て行っちゃってたな。
 カトリーヌさんみたいなダメージを受けたら服がダメになっちゃうところだったけど、でっかい物にぶつかって中身が潰れただけだから、無事で済んだらしい。

 でも脱がされた服が畳まれて新しい服が置いてあるって事は、ちゃんとそっちもチェックするんだろうな。
 まぁ私も痛んだ服を着たいわけじゃないから、確認してもらえるのは助かる。

 町中を飛んでていきなりバラけたりされたらたまらないからなぁ。
 そうそう無いとは思うし下に着てるから大丈夫ではあるけど、その状況自体が恥ずかしいだろうし。


「ぴゃ」

 おおう、背後からモフッと羽で抱きつかれた。
 まぁ心配させちゃってたんだろうし、このくらいは好きにさせてあげよう。
 素肌に羽毛が気持ち良いし。

「シルクシルク、頭をこっちに」

 もふもふの羽の隙間から手を伸ばして、シルクもなでなでしておく。
 ごめんねー、私のわがままでお留守番させちゃって。
 いや、シルクは元々家を守るのがお仕事だろうけど。

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