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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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521/677

521:諦めて踏もう。

 私の足下に、頭をこちらに向けて仰向けに寝転がったカトリーヌさんを見下ろす。
 しまった、前に重心が寄ったせいで少し体重をかけちゃった。
 ……まぁ嬉しそうだから別に良いか。

 仕方ない、諦めて好きにさせよう。
 もうこの際、猫が足下に伸びてるくらいの気持ちでいれば良いや。

 実際に伸びてくれたことなんて一度も無いけど。
 ていうか近寄ってもらえた事すら無いけど。


「しかし、まさかあそこまで狙われるとはねぇ」

「感知されている限り、最優先で狙われてしまう様ですわね」

 微妙に話しづらいのとくすぐったいので、踏んでいた足を少し開いてカトリーヌさんの顔を両足で挟んでから声をかける。
 自分でやっておいてなんだけど、これ別に挟む必要は無かったよね。
 ……まぁ普通に降ろしたら何かされそうだし、予防策みたいなものか。


「ぽいね。あ、でも絶対ってわけじゃないみたい」

「あら、そうなのですか?」

「なんか跳んでも届かないって…… 舐めたら立たせるからね? 届かないって理解した子は、普通に反撃してたよ」

「なるほど。やはりその程度の知能は持っているのですね」

 カトリーヌさんが自分の顔を挟んでいる私の足に手を添えて、口を開いた所で釘を刺しておく。
 うん、大人しくしててくれれば、このくらいなら我慢してあげるから。

 別に軽く踏むだけなら、こっちに被害は無いし。
 いや、誰かに見られてる状況だと色々とあるけどさ。
 主に私の評判とかにダメージがね。

 ……今更そのくらいで影響あるかな?
 いやうん、有ると思っておこう。
 どんどん慣れていくと、そのうちシルクやラキに任せてる段階まで自分でやる羽目になるぞ。



「あ、そうだ」

「はい?」

「いや、みんなを喚び直しておかないとって思って」

「ああ、そうですわね」

 私が死んだせいで、全員送還されちゃってるしね。
 丁度良いから一部交代しようかな。

 シルクは常勤として、ぴーちゃんも後で訓練がある。
 という事は珠ちゃんと太郎を、ポチとラキにチェンジだな。


 とりあえずシルクを喚んで、ぴーちゃんも喚んでー、と。

「ぁぐっ!?」

「ぴゃぁっ!?」

「……いや、うん、ごめん」

 てきとーにぽちぽちっと喚んでいったら、ぴーちゃんが寝転んでるカトリーヌさんのお腹の上に出現してしまった。
 踏まれたカトリーヌさんは嬉しそうだから別に良いけど、踏んじゃったぴーちゃんの方が凄い驚いてるよ。
 ごめんね。

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