挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

511/729

511:何が居るのか聞こう。

妖精庭園(ここ)から外出するとなりますと、やはり北方面でしょうか」

「私は出た事無いし、その辺は任せるよ。出てみようって言ったのもカトリーヌさんだしね」

 私は提案に乗っただけで、特にプランが有るわけじゃないからね。
 方針は出た事がある人に任せた方が良いだろう。


 さて、とりあえず召喚獣の説得っていう最初の関門は突破した。
 いや、まぁ別に送還しちゃえば説得の必要も無いんだけどさ。

 あとは町の入り口で表に出してもらえるかどうかだな。

 まぁ流石に止めておいた方が良いとは言われたとしても、ダメだ出るなとは言われないだろう。
 いくら【妖精】とはいえ、一応開拓しに来たプレイヤーである事には変わりないんだし。

 ……保護者が居ないとだめーとか言われたらどうしよう。
 小っちゃくたって大人だいって言い張るか。
 いや、まぁわたし未成年だけどさ。



「いってきまーす」

「ははっ。はい、いってらっしゃい」

 門の横で作業してた兎さんに声をかけたら、なんかちょっと笑われてしまった。
 うん、まぁなんかこっちも、門番さんとか警備員さんに対するノリで言っちゃったけどさ。


 敷地を囲う柵に沿ってぐるっと北側へ回り、そのまま北を目指す。
 蜜を集める時以外だと、北側にはあまり来たことが無いからちょっと新鮮だな。

 散策している人や休憩している人たちに手を振りつつ、モニカさんに捕まらない様に庭園を脱出する。
 出発前に会っちゃうと、絶対止められるだろうからなぁ。


 いや、庭での会話が聞こえてたらもう来てるだろうし、聞こえてないなら言わなきゃ良いだけなんだけど。
 行き先を常に報告する義務とかが有るわけでなし。

 まぁ多分止められたとしても、重ねて言えば普通に引いてくれるだろうけどね。
 ……問題は付いてくるとか言いそうな事だけど。
 いや、それは「お仕事しなさい」の一言で大丈夫か。



 カトリーヌさんの案内に従い、路地を二人で飛んで行く。

「もう少し行くと、外周の通りに出ますわね」

「あ、うん。ところで、町の北ってどんな()が出てくるの?」

 すごい今更だけど、とても初歩的な事を確認する。
 意味は無いかもしれないけど、取れる対策は取りたいし。


「北方面ですと、スライムと大きな兎が主な敵ですわね」

「うさちゃんかー。結構ジャンプ力あるの?」

「そうですね。鬼だった時の私の顔くらいまでは跳んで来ましたので、少し高く飛んでおかないと撃墜される危険があります」

「そっか。それじゃ、高く飛んでおけば案外大丈夫かな?」

 意外といけたりするのかな?

「それと、数は少ないですが燕の魔物が現れる事も有ります。少し引っかかれるくらいですので攻撃力は無いのですが、速度に特化しているらしく迎撃する事が難しいと評判ですわね」

「……それ天敵じゃん」

 うん、出る前からオチが見えたぞこれ。

+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ