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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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483/673

483:安否を確認しよう。

 ちびちびとお茶を飲みながら、ジェイさんが水槽を持ってくるまで話をする。
 単に持ってくるだけなんだから本来ならとうに出てきてるだろうし、お茶を飲み終わるのを待ってくれてるんだろうな。

「そういえば、今日って新しいお客さんとか来ました?」

 どうせだから、気になってたシャルロットさんの安否を確認しておくか。

「『お客様』っていうのは、表からちゃんと訪ねてきた人って意味かしら?」

「え、あ、はい。普通はそうだと思うんですけど」

「うちにはやんちゃな子がよく来るから」

 うふふ、と触手を口に当てて笑いながら言うジェイさん。
 その『やんちゃな子』がどうなったかは考えないでおこう。
 というか色々な目的の侵入者がいそうなもんだけど、まとめて子供扱いなのか。


「まともなお客様だったら、今日は珍しく一人来たわねぇ。元気でちょっと押しの強い、小っちゃくて可愛らしい女の子だったわ」

 やっぱり来ちゃってたか。
 いや、そりゃ来るだろうけど。

「あ、小さいのは気にしてるらしいから、言わない方が良いみたいですよ」

「あらあら、そうなのね。気を付けなきゃ。白雪ちゃんのお友達だったのね」

「お友達と言って良いのかは判りませんけど、顔見知りではあります」

 私はアヤメさん達が話してる近くに居ただけって感じだったし。
 そもそもシャルロットさんは私の声が聞こえないから、中継してもらわないと話せないしね。


「それで、あの子がどうかしたのかしら?」

「私の友達の提案でここに突撃する羽目になったんで、無事なのか気になりまして」

「あらあら、信用が無いのね」

「色々やらかしてるって自分でも言ってるじゃないですか」

 くすくす笑うジェイさんにツッコんでおく。
 なんか隣のぴーちゃんが「どの口で言うんだ」みたいな顔でじとーっと見てるな。
 うん、仕方ない。


「あの子なら、まだ私の中に居るわよ」

「あれ、そうなんですか?」

 あれから結構時間経ってるし、とっくに帰ったもんだと思ったよ。

「地下のプールで訓練しているけれど、後で会いに行く?」

「あ、いえ。訓練中なら邪魔になったら悪いですし。ていうかプールまで有るんですか」

「うふふ。ここは私のお腹の中だもの。プールくらい、有って当然でしょう?」

「……それ、溜まってるのはちゃんと水なんですか?」

「うふふふふ」

 答えてよ。
 いや、答えてる様なもんだけどさ。

 ていうかシャルロットさん、よくそんなところで訓練しようと思ったな。
 気付いてない……って事は流石に無いだろうし、変な所で器が大きいのかね。


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