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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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480/679

480:開けてもらおう。

 二人と一匹で(さんにん)並んで道の端を飛び、のんびりと研究所の方へ向かう。
 カトリーヌさんにジェイさんの事教えておいた方が良いかな?
 あ、家でお姉ちゃん達に話した時にカトリーヌさんも居たか。
 じゃあ問題無いな。


「あ、そうだ。自分で人体実験してーとか言わないでよ?」

 一応釘は刺しておく。
 聞くかは自由だけど、一応ね。

「ええ、ご心配なく」

「本当かなぁ」

「もし私がお願いしても、やって頂けない可能性も有りますよ」

「ん?」

「研究所の方々はアリア様至上主義なのでしょう? アリア様が嫌な顔をしそうな行為は、避けられるのではないでしょうか」

「あー、それは有るかも」

 ……まぁアリア様が嫌がるかって所がちょっと怪しいけど。
 【妖精】を使って自分たちのために変な事をするならともかく、【妖精】側が同意して解体されたりするくらいならサラッと流しそうな気もする。
 放っといても勝手に潰れて死んでいく様な種族だし。

 まぁそれじゃ試しにとか言ってお願いされても困るし、黙っておくけど。



 研究所の高い塀に沿って進み、門の前へ向かう。
 塀の上から入る事も出来るけど、わざわざ不法侵入してジェイさんにイタズラされる原因を作る必要は無いだろう。

 さて、門の前に来たは良いけど……
 誰か出てきてくれないと入れないぞ。

「ぴあっ!?」

「えっ? ぉわぁっ!」

 突然隣のぴーちゃんが叫んで振り返ったから何かと思って振り向いてみたら、二メートルも無いくらいの至近距離にジルさんの顔が。
 なんでわざわざ背後に立つんだ……
 てか近いよ。


「驚きました…… こちらの方ですか?」

 悲鳴を上げなかったカトリーヌさんも、驚いてはいたらしい。
 ジルさんがぴーちゃんの頭を撫でながら頷いた。

 あの撫でてるのはびっくりさせてごめんねってことなのか、それとも脅かすのに成功して喜んでるだけなのか。
 この人、顔に出さないし喋りもしないから全然判んないんだよなぁ……

「ジェイさんに用が有って来たんですけど、中に入っても良いですか?」

 コクリと頷いて門を開けてくれるジルさん。
 とりあえず問題は無いらしい。


「ありがとうございます。さ、入ろう」

「ありがとうございます」

 私に続いてカトリーヌさんもお礼を言って門をくぐる。
 今日は他の人達は居ないのかな?

 いや、居ないって事は無いか。
 わざわざ出てこないってだけだろう。

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