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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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479/673

479:工房を出よう。

 うーん、別に大した負担は無いからあっちの二人にも吹いて良いんだけど、一応さっきのはぴーちゃんを預かってもらってたお礼だしなぁ。
 ま、とりあえず今日は良いか。

「ほら、あなたも可愛がってないで続きを作りなさいな」

「モデルの観察も大事な作業ですから」

 フェルミさんの呆れた様な声に像を作っていたお姉さんの方を振り向いてみると、ぴーちゃんがくりくりもふもふと可愛がられてた。
 うん、まぁ確かに頭を撫でるだけじゃなくて羽を摘まんで広げさせたりもして、どういう構造になってるかちゃんと見てはいるらしい。

 フェルミさん、この人の作品には特に何も言わずに戻って行ったな。
 今の所は特に問題が無いから、そのまま頑張れって事かな?


「それじゃ、またね」

「ぴゃ」

 最後に背中側の毛皮をもふっと押され、ぴーちゃんがこちらに向かって歩いてきた。
 半分くらいまで歩いてから振り向き、ばいばーいとお姉さんに手を振ってから前を向いて飛び立つ。
 よしよし、おかえりー。


 私もお姉さんに手を振ってから机を離れ、一旦フェルミさんの机へ。

「さて、それじゃ改めて失礼します」

「ええ。気を付けてね」

「はい。あ、そうだ」

 せっかくなので、これから面倒なお仕事をしなければならないフェルミさんにも、しっかりと【妖精吐息】を吹きかけておこう。
 ……まぁ普段からちまちま作っておけば、そこまで大変じゃない量で済んでたのかもしれないけど。


「はぁ、気持ち良い…… ありがとう、助かるわ」

「いえいえー」

 またねーとフェルミさんに手を振り、カトリーヌさんとぴーちゃんを伴って出口へ向かう。
 ……なんか後ろでお兄さんの謝る声が聞こえる。
 ずるいぞって顔で見てて叱られたのかな?
 申し訳ないけどお兄さんは次の機会にね。あればだけど。



「さーて、お姉ちゃん達が帰ってくるまでまだまだ有るし、次は何しよっかな?」

 特に当ても無いし、まだ行ってないエリアをふらふらしてみるのも良いかなー。

「石化した状態での会話手段が無いか、調べてもらうのはどうでしょう?」

「あー」

 ……完全に忘れてたけど、当ては有ったらしい。
 特に必要ってわけじゃ無いけど、せっかく南東に来てるんだし寄って行こうか。
 キャシーさん的には、ぜひ最優先で解明してほしいだろうけど。


「うん、それじゃ研究所に行ってみよう。カトリーヌさんも来る?」

「はい。お邪魔でなければご一緒させてもらいます」

 そういえばカトリーヌさんって研究所はまだ行ってないんだったっけ。
 私が知る限りはだけど。

 あー、そういえばシャルロットさんも研究所に行ったっぽいんだよね。
 ……生きてるかな?

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