挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

476/677

476:光り物を断ろう。

「さて、それじゃ私たちはそろそろ帰りますね」

「ええ、またね。あちらも大方出来上がった様だし」

 あ、そういえばぴーちゃんがモデルやってたんだった。
 フェルミさんの言葉で思い出してそちらを見てみると、出来上がっていく自分の像をお姉さんの正面に座って眺めているぴーちゃんが居た。
 ポーズ取ってなくて良いのかな?


「あ、お帰りですか?」

「ええ。そこまで出来ていれば後は大丈夫でしょう?」

「フミさんみたいにはいきませんが、まぁなんとか。ハーピーさん、モデルありがとう」

 お姉さんがぴーちゃんにお礼を言いつつ、石像をくるっと回して正面からぴーちゃんに見せてあげてる。
 おー、細かい所はまだ出来てないっぽいけど、大体ぴーちゃんだ。

 でも似た様な顔の私が言うのもなんだけど、あの目つきを再現するのはなかなかに難しいと思う。
 言ったらぴーちゃんがしょんぼりするから言わないけど。


「それじゃ、お礼にこれ上げる」

 お姉さんが差し出したガラス玉の様な物を見て、ぴーちゃんはふるふると首を振った。

「あれ? 気に入ってたのに要らないの?」

「ぴゃ」

 こくりと頷いて、羽でぽふぽふとお姉さんの出した手を挟むぴーちゃん。
 受け取らないから引っ込めろって事かな。


 しかしぴーちゃんは石板の時といい、凄く気に入ってる様子は見せるのに欲しがりはしないな。
 なんでだろう?

「ご自分の物にしたいわけでは無い、ということでしょうか」

「人の考えを読んだような事言わないでよ」

「ふふ、すみません」

 笑って軽く謝るカトリーヌさん。
 まぁあれを見てて疑問符を浮かべてれば、大体察せるだろうけどさ。


「……あー、そういえば貰っても置いておく場所が無いのか」

「あら、あんなに大きなお家が有りますのに?」

「いや、家はあるけどさ。あくまでも私の家であって、自分のスペースではないって遠慮してそうじゃない?」

「ああ、確かにそれは有るかもしれませんね」

 シルクは色々作って置いてるけど、あれは全部家と私たちのための品だし。
 ラキだってあんな自由な感じの子なのに、巣を張ったりしてないしね。

 ……いや、ラキは元々巣を張らない種類のクモだったかな?
 まぁそこはなんでも良いか。
 現実で張らない種類がモデルだったとしても、こっちでもそうじゃなきゃいけないってわけでは無いし。
 ていうかそもそもアラクネになってる時点で別の生き物だし。


 うーむ。
 部屋は沢山余ってるんだし、召喚獣の子たちに一部屋あげようかな?
 まぁ使うって言っても、物置とか寝るためだけになりそうだけど。
 シルク以外はほとんど私と一緒に動いてるしね。

 ていうか召喚獣の子たちって言っても、珠ちゃん達は家に入れないんだけどさ。
 ……犬小屋とか良い感じのサイズの箱とか用意してあげるべきかな?

+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ