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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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445/679

445:離れて待とう。

「それでは、危ないから少し離れて待っていてくれ」

「はーい」

 アリア様の指示に従い、カトリーヌさんと二人でベンチの方へ飛んでいく。
 別に巻き込まれはしないと思うけど、離れろって言われて逆らう理由も無い。


「では、少し訓練を延長するとしましょうか」

「うん。何やる?」

「そうですわね…… では【妖精魔法】にしましょう。私も使える魔法が増えれば、色々とお手伝いできますので」

「【妖精魔法】をやるのは良いんだけど、別に無理に手伝おうとか思わなくて良いよ?」

「無理はしていませんので問題ありませんわ。さ、始めましょう」

 さらっと流された。
 なんだろう、私が色々やってる横で普通の人と一緒に見てるだけってのが気になるのかな?

 まぁ実際、糸が出せるようになってくれると助かりはするんだけど。
 何かカトリーヌさんの為の品をシルクに作ってもらうにしても、私に糸出させてまでってのは遠慮するだろうし。

 遅れてるのが悔しいってのが大きいかもしれないな。
 始めたタイミングに差が有るとは言っても、何気にカトリーヌさんけっこう負けず嫌いみたいだし。
 まぁ今は一緒にやるんだから、差を縮めようって考えは無いだろうけどさ。


 ま、それはともかくとして。

「私はせっかくだから糸でも出しておこうかな」

 ラキの服の分を集めておく必要があるし、一石二鳥ってやつだな。
 ちょっと見た目が気になるけど、糸は口から出して自分で芯を回して巻き取るかな。

「私は無難に風でも…… いえ、その前に蜜の収集も兼ねて花壇で【蜜採取】と【施肥】をして参ります」

「あ、うん」

 そういえばさっき死んでたし、今はHP満タンだったか。



 黙々と糸を吐き続けていると、お肉の焼ける匂いが漂ってきた。

「おいジョージ、これはどういう事だと思う」

「俺に言われても困りますよ、姫様……」

「姫様、これで何とかなりはしないでしょうか」

「おお、ありがとう」

 ……一緒になんか不安になるセリフが聞こえてくるんだけど。
 コレットさんまで居るっていうのに、一体何が起きてるんだ。

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