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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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441:訓練に集中しよう。

 消えていくジョージさんを二人で見送り、改めて属性魔法の訓練を始める。
 ちゃんと蓋が有るから乾かないし、【血肉魔法】は後に回しても問題無いな。
 こういう地味な気配りは少し嬉しい。

 蓋がかなり重いのが難点だけど、こっちにラップなんて無さそうだから仕方ないか。
 いや、なんか似たような物なら有りそうだけど。
 【純魔法】が使えれば【魔力武具】で透明の布を作ってかぶせるだけで良いけど、こんな事のために出しっぱなしってのも面倒な話か。

 現実っぽい科学が発展してなくても、魔法である程度なんとかなりそうな事が多いんだよね。
 実際、本国で空飛ぶ船とか作ってたみたいだし。
 ていうかディーさんの体っていう、そういうのの実物が研究所に居たな。


 まぁそんな事は置いといて、訓練に集中しよう。
 せっかくやるなら真面目にね。

 まぁ真面目にって言っても、例によってはたから見れば遊んでる様にしか見えないだろうし、たまに遊んでるのも事実だ。
 訓練とはいえつまらないよりは楽しい方が良いし、その方が長続きするし上達も早そうだし。

 そもそもこの世界自体がゲームなんだし、楽しまないと損だよね。
 楽しさよりも攻略を優先するスタイルも否定はしないけど、私はそういうタイプじゃないし。
 いや、というかそういう人は攻略する事が楽しいんだろうから、別にそう違いは無いのか。

 ……また別の事考えてる。
 真面目にって考えはどこへ消えた。



 合間にちらっとベンチの方を見てみると、ぴーちゃんが預かった石を器用に羽で挟んで、いろんな角度から眺めて楽しそうにしていた。
 本当にキラキラした物が好きなんだなぁ。
 あ、珠ちゃんの顔に光を反射させてちょっと文句言われてる。

 今度手の空いた時にでも、何か光り物でも作って上げようかな?
 でもぴーちゃんは足環も貰ってるし、他の子に先に何か上げないと不公平な気がする。
 いや、とは言っても他の子の喜びそうな物がよく判らないんだけどさ。
 食べ物以外で。



 ……さて、それじゃ【血肉魔法】の訓練だ。
 土人形のボクシングで全敗した事は忘れよう。
 まぁ昨日私が逃げて違う事してる間に、カトリーヌさんはラキと特訓してたんだから、勝てる見込みがまず無かったんだけど。

「ただの小鉢の蓋が、重いものですわねぇ」

「まあ上がるだけマシだよね」

 これ同じサイズで金属製だったら、持ち上げる事さえ無理だし。
 ジョージさんの事だから、そんなミスはしないだろうけど。

 ……からかうためにわざとやる可能性が無いとは言い切れない。
 まぁもしやったとしても、上げられなくて「んもー」とか言ってるところに笑いながら出てきて開けてくれるだろうけどさ。
 多分わざとらしくすまんすまんとか言いながらね。

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