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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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423/673

423:仲裁しよう。

「はいはい、珠ちゃんも反省してるみたいだから許してあげようね」

 猛抗議する太郎を宥めに珠ちゃんの所へ戻る。
 あ、そう言うなら仕方ないなーみたいな気持ちになってくれたっぽい。
 ぼんやりととはいえ、やっぱり感情が判るのは便利だなぁ。

 良い子だねーと太郎に【妖精吐息】を吹いてあげてから背中をポンと叩くと、発射されたかのように駆け出して遊びに行った。
 こら珠ちゃん、今おててがピクっとしたぞ。
 いくら本能とは言っても、流石に三連続でやらかしちゃうのはマズいでしょ。

 ……ごまかすみたいに顔洗ってもバレてるからね?
 スキルのおかげで、恥ずかしいなーって感じが伝わって来てるし。



「お待たせしました。それでは参りましょう」

「はーい。あれ、カトリーヌさんどこ行った?」

 少なくとも庭までは皆と一緒に戻って来てたんだけど、近くに居ないぞ。

「すみません、届けていただいたベッドの確認をしておりました」

「あぁ、居た居た」

 そうか、居ない間に届けられてたんだな。
 朝見たカトリーヌさんの部屋には無かったし、綿のベッドが有ったから他の部屋に仮置きしてあるんだろう。
 後でシルクに頼んで動かしてもらわないと…… いや、知らないうちに終わってそうだけど。


「よし、それじゃ頑張るとしようか」

「はい!」

「モニカさんはあんまり張り切り過ぎないでくださいよ?」

 無理だろうけど、また流血されても困るし。

「善処します」

「あ、うん。まぁとにかく行くとしましょう」

 なんかその言葉、あんまり前向きな意味に聞こえないんだよね。
 まぁツッコんでも仕方ないからスルーするけど。



 こないだよりも更に増えた気のする、公園に来ている人たちに手を振りつつ採取場所へ。
 まぁ私が仕事してる時じゃなくても、モニカさんがちゃんと手入れしてるおかげで普通に綺麗な公園だもんね。
 のんびりするには良い場所なんだろう。
 わざわざここで朝ごはんを食べてるのか、お弁当出してる人もいるくらいだし。



「よし、今日はこのくらいで良いかな」

「そうですわね」

「お疲れ様です。では、私は瓶を片付けに戻りますので」

「あ、はい。って言うか私も一度戻りますけどね」

 みんなお庭で遊んでるし。
 いや、別にずっと遊んでてもらっても良いんだけど、多分一緒に来たがるだろうからね。
 まぁシルクはいつも通りおしごと優先だろうけど。


「カトリーヌさんは今日はどうするの?」

「そうですわね…… とりあえず訓練はご一緒させていただいて、そこから先はまたその時に考えますわ」

「そか。じゃ、とりあえず一度戻ろう」

 ん、私がこのあと役場で訓練する前提で話が進んでる?
 いや、その通りだし問題は無いんだけどさ。

 ……あ、そうか。
 キャシーさんの治療しないといけないから、役場に行くのは確定なんだった。
 いやうん、忘れてたわけじゃない。
 他の人が関わる用事を優先しただけだから。うん。

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