挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

422/679

422:遊んでてもらおう。

 返してもらったパネルを消して家に帰る。
 あ、珠ちゃんに乗ったままモニカさんに遭遇するとマズそうだし、一応降りておこうかな。

 もふっと背中の上にうつぶせに倒れ込み、手を伸ばして頭をなでなで。
 ありがとねー。


 おや、門の前でモニカさんが待ち構えてる。
 いや、待ってたって言うか近くで作業してたついでか。
 少し離れた場所に道具がまとめて置いてあるし。

 うん、ちゃんと復活して服も着替えてるな。
 まぁ血まみれの服で仕事してたら怖いけどさ。
 人が一杯見てる中で侵入者の処刑とかやってたんだし、また誰か殺されたのかとか思われちゃうよ。


「お帰りなさいませ」

「もう動いて大丈夫なの?」

「はい。ご心配をおかけして申し訳ございません」

「いや、まぁ元気ならそれで良いんですけど。今から蜜集めのお手伝い、お願いして大丈夫ですか?」

「はい。瓶をお持ちしますので、少々お待ちください」

「あ、一応私も中まで入るんで一緒に行きましょうか」

 背を向けたモニカさんに声をかけ、追い越して少し先に進む。
 ……はいはい、わざとゆっくり歩かない。
 一緒にとは言ったけど、来ないなら先に行っちゃうよ?



「それじゃ私はお仕事してくるから、皆はこの辺で遊んでて良いよ」

 テーブルの近くで珠ちゃんを中心に集まった召喚獣たちに告げて、少しずつ撫でてから離れる。

 あ、突然ダッシュした太郎に反応して、珠ちゃんが横から猫パンチで転がした。
 凄い反応速度だな。

 まぁ本人は「やっちゃった……」みたいな動きしてるけど。
 ついつい急な動きに反応しちゃったんだな。


 おお、太郎がパンチに逆らわずに綺麗に横に一回転して、そのまま走り去って行った。
 ……と思ったら、ぐるっと円を描いて戻って来て、お座りしてる珠ちゃんに全力で体当たり。
 気にしてないのかと思ったら、一応文句は有ったらしい。

 まぁ体重差のせいで、突進しても大した衝撃を与えられてないんだけどね。
 太郎も解っててやってるんだろうけど。


 ごめんねとしょんぼりした珠ちゃんを見て許したのか、再度走り去ろうとする太郎。
 あ、また手が出た。

 伏せた状態で顔を抱えるようにしてごめんねのポーズを取る珠ちゃんの頭に、太郎がどすんどすんと体当たりをする。
 なにをやってるんだ君たちは。
 本気で怒ってるわけでは無いみたいだけど、仲良く遊ばなきゃだめだぞー。

+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ