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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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409/729

409:話を逸らそう。

「まぁミヤコがポンコツなのはいつもの事だし置いといて」

「アヤメちゃんっていつも敵の近くに居るし、ちょっと焦げたりするくらいは仕方ないよね?」

「いや、仕方なくは無いでしょ……」

 アヤメさんにからかわれて、パーティーでのポジションを利用した脅しを始めるお姉ちゃん。
 それなら敵を食い止めないとか言われたら、一体どうするつもりなんだろう。


「やめんか。ただでさえ普段からギリギリなんだから……」

「それはアヤメちゃんを信頼してるからだよ。そのくらいなら巻き込まれないだろうってね」

 あからさまに目を逸らして言うお姉ちゃん。
 うん、どう見ても嘘だこれ。

「こっち見てもっかい言ってみ?」

「……ごめんなさい」

 あ、折れた。
 まぁ今のは判りやす過ぎるから、言い張っても仕方ないもんね。


「本当あれ、結構怖いんだからな」

「後ろで見ていてヒヤッとしますね」

「お姉ちゃん……」

「待って雪ちゃん、可哀想な子を見る目にならないで。結構へこむからそれ」

 いやー、仕方ないと思うんだ。
 外ではしっかりしてるんだろうと思ってたけど、割と普通にポンコツっぷりを発揮してたらしい。




「……あーっとそうそう、アヤメちゃん」

「ん?」

「置いといてって言ってたじゃない。そっちは?」

「露骨に話題を変えに来たな……」

「いいから」

「はいはい、解った解った」

 お姉ちゃん、必死だな……
 そんな真顔で促さなくても良いだろうに。


「ま、単に準備して出ないかって話だったんだけど」

「あ、そうだね。雪ちゃん、他の子は呼んで行く?」

「おっと、そういえばシルクしか呼んでなかった。ちょっと待ってね」

 んー、どうしよ。
 とりあえず昨日……じゃないか。まぁ良いや。
 こないだお休みだった珠ちゃんと太郎を呼ぼう。


 地面へ下りていって、まずは珠ちゃんを召喚。

「おふっ」

 現れると同時に私のお腹に頭突きを決める珠ちゃん。
 うん、ボディに良いのを貰うと声が漏れるね。

「あ、うん、大丈夫だよー」

 うっかり真っ直ぐ突っ込んだ事にしょんぼりしつつも、ぐりぐりと頭を押し付けて懐いてくる。
 ふかふかで気持ち良いなぁ。


 気持ち良いけど撫で続けて待たせるのも悪いので、珠ちゃんには横で待機してもらって、続いて太郎も召喚。
 キョロキョロ辺りを見回して、珠ちゃんを見つけて背中によじ登って行った。

 ……その子、本来捕食者じゃない?
 まぁ珠ちゃんも文句無いみたいだし、仲良しならそれで良いか。

 って早速お姉ちゃんが釣れてるな……
 たろちゃーんって言いながらつっつきまくってるけど、やり過ぎて噛まれても私は知らないよ?



 で、もう一枠か。
 どうしようかなー……

 ラキとぴーちゃんは昨日…… もういいや昨日で。
 一日ずっと居たんだし、無難に考えるならポチなんだけど。
 でもポチも隠密さんに一杯遊んでもらってたんだよね。
 まぁちょいちょい交代すれば良いんだし、とりあえず今はぴーちゃんにしようかな。

 これ、今はまだ良いけど、もっと増えてきたらローテーションで悩みそうだなぁ……


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