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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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369:もみもみされよう。

 コレットさんに触らせてあげるべく、後ろを向いてカップのふちに足が来るように宙に浮く。
 座ったまま足だけを上げても良いんだけど、それを維持するのって疲れるしね。
 これなら普通に浮いてるだけで良いから、その方が楽だ。

 む、お茶の熱気で足が暖まる。
 話をしてる間に少しだけ冷めてて、ちょうど良い感じになってたみたい。
 流石に淹れたてだと上も熱かったからなぁ。
 直接触ると熱い事には変わりないけどね。

 ……ていうかこの位置、コレットさんが見上げたらお尻とかいろいろ丸見えなんだよなー。
 別に同性なんだから過敏になる必要は無いんだけど、流石に恥ずかしいな。
 まぁ問題が有るわけじゃなし、そのくらい我慢するか。
 元々さっきからシルク以外は全員全裸なんだし。


「では、失礼します」

「はーい」

 そっと私の右足の甲に左手を添えて、右手の人差し指でぷにーっと押さえてくるコレットさん。
 お、なんか全然くすぐったくない。
 いい加減慣れてきたのもあるだろうけど、触り方が上手なんだろうな。

「ふむ、ふむ……」

 むにー、むにー、と一か所ずつ確かめる様に深く突っついてくる。

「これなら大丈夫ですね」

「え?」

 コレットさんがぷにぷにしながら、何かに納得した様な呟きを漏らした。

「いえ、こちらの話です。そのままリラックスしていて頂けると助かります」

「あ、はい」

 言葉で教える気は無いっぽいな。
 まぁ悪い事にはならないだろうし、別に良いか。



 ん?
 わしゃわしゃ洗われてるお姉ちゃんや、ぴーちゃんにお茶をかけて(ちょっかいだして)はむっとお仕置きされてるラキとか眺めてたら、なんか体がぽかぽか暖まってきた。
 お茶の熱気で足を暖めてるからかと思ったけど、これ多分コレットさんがぷにぷにするついでにマッサージしてくれてるんだな。
 さっきの大丈夫って言うのは、普通の人と同じ様に揉めば良いだろうって事だったか。

 んあー、これ気持ち良いな……
 だんだん下半身に力が入らなくなってきたよ。
 まぁ浮いてるから倒れたりもしないし、脱力して柔らかくなればコレットさんも揉みやすくなるだろうから良いことずくめだな、うん。


 ツボを痛くない程度に刺激するためか、足の裏にむにゅーっと指を突き立てていくコレットさん。
 こうして改めて見ると、私の足めっちゃ柔らかいな。
 さっきも指で挟んだらラキの顔、丸ごと包めちゃってたし。

 そんなにお肉ついてるわけでもないのになぁ。
 まぁそういうものと思っておくしかないか。
 どうせ地面を歩かないんだから、硬くする必要も無いし。

 ていうか硬くするために歩くことにしますとか言ったら、一部の人から全力で懇願されてしまいそうだな。 
 そもそも【浮遊】の経験値欲しいから、やる事はないだろうけどさ。

 あー、気持ち良くてふわふわしてきて、よく解んない事考えてるや。
 まぁ良いか。気持ち良いんだし。



 ……むぅ、なんかさっきまでとは違う、柔らかな感触が足に。

「っていやいや、コレットさんまで何をしてるんですか」

 振り向いて足下を見ると、私の足に顔をフィットさせたコレットさんの姿が。

「いけませんか? 私はただのメイドでございますので、地位の問題も無いかと思いまして」

「むぅ、ずるいぞ!」

「いやそういう問題じゃないっていうか、立場って点でもお姫様のメイドさんって、一般人よりはかなり上だと思いますよ」

 アリア様の抗議は置いておいて、普通にツッコんでおく。
 ていうかツッコんでも引っ付いたままなんだけどこの人。
 まぁ別に引っ付かれるのが嫌ってわけじゃないから、例によってなんか悪い気がするってだけなんだけどさ。


 あ、離れてくれた。

「堪能させていただきました。ほんのりと湿ってぴたりと吸い付き、至高の肌触りでございますね」

 湿ってるのはお風呂って環境とコレットさんのマッサージで暖まったから、少し汗が出てたんだろうな。
 ていうか何言ってんの。

「そうでしょうそうで」

「まぁそれはともかく、マッサージありがとうございました。気持ち良かったです。これならまた触って欲しいくらいですね」

 コレットさんの感想に横からなぜか自慢気に同意するカトリーヌさんをスルーして、きちんとお礼を言っておく。
 実際、これなら揉まれるのも悪くないって思えるくらいには気持ち良かったし。



「ぬぅ、白雪が進んで揉まれてくれるのならば私も覚えるべきか……」

「いや、だからって四六時中みんなから揉まれまくるのはちょっと困りますけどね? それにアリア様の頼みなら聞きますから、そういうのは無くても大丈夫ですよ」

 実際、アリア様には借りが多すぎるからなぁ。
 ふにふにされてるだけで少しでも返せるなら、お互いに幸せだろう。

「ふむ。そう言ってくれるのはありがたいが、やはり白雪にも良い事が有った方が、頼むこちらの気も楽だからな。コレット、明日から指導を頼む」

「かしこまりました」

 ……いや、町の最高責任者のお姫様に足のマッサージさせるとか、こっちの心労がですね?
 今更言っても聞いてくれないだろうから、諦めるけどさ。


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