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VRMMOで妖精さん 作者:しぇる
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357/729

357:ぐにぐにしよう。

 床に座っていてはやりづらそうなので、めーちゃんの指の一部を取り出して布を敷き、そこに座って足下にも布を数枚置いてマット代わりにする。
 別に私が全体重を乗せて踏みつけたとしてもラキは折れたり潰れたりしないだろうけど、床も硬いよりは柔らかい方が良いだろうし。

 始める前にあちらはどうかなとシルク達の方を見てみる。
 お姉ちゃん、最初は恥ずかしそうだったけどもうすっかりリラックスしてるな。
 元々シルクはマッサージも上手だったけど、もっと上手になってくれるならそれに越したことは無いし、これならお弁当を分けてくれたカトリーヌさんにも恩恵あるもんね。


 おっと、それより今はラキに構ってあげないとだな。
 お昼から待ってた分期待が膨らんでるのか、もう左足に乗ってぺたーって引っ付いて、指に抱き着いて頬擦りしてるし。
 行動はどうなのと思わないでもないけど、小っちゃいのが懐いてくるのは可愛いし嬉しいから良しとしよう。

 しかしまぁそれを見ていても仕方ないので、ぶみっとその上に右足を下ろし、軽く握って横にずらして足から降ろす。
 しっかり抱き着かれたままだと動かせなかっただろうし、素直に従ってくれたっぽいな。
 ……いや、従ったって言うかそうされるのを見越して乗ってたのかな?
 なんかちらっと見えた表情、すごく楽しそうだったし。

 ん、脚を閉じて体をのけ反らせて、期待に満ちた目でこっち見てる。
 えーと、ボールみたいに丸まってるし、こうしろって事かな?

 こっちを見ているラキの上に右足の指の付け根あたりをぼすっと下ろし、円を描く様に動かしてコロコロと転がしてみる。
 あ、正解っぽい。なんか喜んでるのが伝わってくるし。
 しかし地味にこれ、曲げた脚とかが出っ張っててちょいちょい足の裏が刺激されるな。
 いや健康器具じゃあるまいし、刺激されたからどうなのって話だけどさ。


 少しのあいだ転がし続けて、そのままおもむろにキュッと握って持ち上げ、内側に向けて反対の足で挟みこむ。
 今度は足の間でころころころころ。
 挟む力や動かす速度に変化を付け、ついでに指も動かして単調にならない様に気を付ける。
 しかし自分で転がしまくっておいてなんだけど、よく目が回らないな。

 さらにしばらく転がして、少しずつ位置をずらしていって土踏まずに移し、きゅーっと挟む。
 五秒ほど力を込めてからパッと離すと、落ちていきながら脚を開いてタオルの上にしゅたっと着地するラキ。
 離した時はほとんど真横向いてたのに、うまく姿勢を調整したなぁ。


 ラキはまだまだ満足してないらしく、もっとあそぼーといった顔でこちらを見てくる。
 うん、他の所もまだかかりそうだし、もうちょっとやってあげるか。
 どうせやらなきゃいけない事も無いんだしね。

 ん、挟んでた時の形のまま、足の裏同士を向かい合わせて置いてた所に引っ付いてきた。
 左足の親指に手をひっかけてぶら下がり、クモの足を全部まっすぐ下に伸ばして棒状になってる。
 これはこのまま挟んでくれって事かな。

 試しに右足を寄せてむにっと押さえつけてみたら、腕を下ろしてされるがままの姿勢になった。
 どうやらこれで合ってたらしい。
 両足で挟んで体やお尻をにぎにぎして、ラキの全身をもみほぐす。


 親指を開いて顔だけ出した状態にしていたらスリスリと頭をこすりつけてきたので、むにーっと頭部を親指の腹同士で挟んでみる。
 おぉ、我ながらすごい柔らかいな……
 ラキの頭、完全に親指に包まれちゃったよ。

 おっと、このままじゃ息ができないかもしれないな。
 潰れはしなくても苦しくはなるかもしれないから、そこは気を付けてあげなきゃだ。
 あ、やっぱりか。
 親指を開いてみると、すーっと深呼吸してる。


 うぉぉぅ……
 人差し指に舌を付けて、そのままスーッと指の股を通って親指まで舐めてきた。
 で、再度親指にすりすりしつつ指を舐める。
 なに? 今の指で包まれるの、気に入っちゃったの?

 ちらっとこっちを見てはすりすりぺろぺろ。
 うん、わかったわかった。
 舌を噛んだら危ないから、すりすりしてるタイミングでむぎゅっと挟む。
 今度は指を少し動かし、顔もむにむにと揉んであげよう。

 ……配慮は必要なかったらしい。
 平気で揉まれながら舌出して舐めてきてるし。
 まぁよく考えたら、たとえ舌でも私の力じゃどれだけ押さえても怪我させられはしないか。


 ぐにーっと挟んでは少し揉んで、十秒ほどで親指だけ開いて息継ぎさせる。
 ……カトリーヌさん、ちらちらこっち見てもやってあげないからね?

 さて、まだシルクは終わってないみたいだけどそろそろ良いかな。
 さっきからぴーちゃんが横で、ラキばっかり構われててちょっと寂しそうな顔してるし。

「はーいラキ、おしまいだよー」

 言いながらそっと足を開くと、左足の指に名残惜しそうに抱き着いて降りてくれないラキの姿が。

「こーら、ダメだよー?」

 窘めながら右足の親指でむにむにと背中を押して、降りるように促す。
 ……これ甘やかしてるだけだな。


「ぴっ!」

 あ、ぴーちゃんが叱りに来た。
 ワガママはダメだよって感じかな?

 ……あ、違うわ。
 叱るのも有るけど、ラキばっかりずるいぞーってのがメインだこれ。
 足下に伏せてラキのお尻をはむっとくわえて、私の足から引っぺがしたと思ったらこっそり素早く頬擦りしていったし。

 ラキを口からぶら下げたまま私の足から離れ、シルクの所に連れて行くぴーちゃん。
 シルクも忙しいんだから、今は邪魔しちゃダメだよ?


 あ、バターまみれの手でぴーちゃんの口からちゅぽっと抜かれて、めって感じに軽く叱られてお姉ちゃんの顔の前に置かれた。
 ごしゅじんさまの言う事が聞けないわるい子は、そこで大人しくお座りしてなさいって事かな?

 ……お姉ちゃんに軽く威嚇して、シルクに指でむぎゅっと押さえられてる。
 お姉ちゃんはとんだとばっちりだな。


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