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笑顔が愛おしくて ~ベトナム恋愛奮闘記~ 作者:KON
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幸せの黄色いアオザイ

「ミスターゴトウ・・・!!」

空港出口を出ると・・・、
周囲のたくさん人々、雑音が目に入らないほど、
一人のアオザイ女性に釘付けになった。

そこには真っ黄色な民族衣装を着こなし・・
花束を持ったトゥイが立っていた。

トゥイの笑顔。

何かを取り戻したような屈託のない笑顔がそこにあったからだ。

そして心まで透けてしまいそうな色鮮やかな黄色アオザイ。

この僕が、またベトナムへと戻ったことが

本当に・・

本当に、とても喜んでいるようだった。


その笑顔を確認すると、僕も忘れかけていた笑顔が自然とこぼれでる。

するとその脇から這い出るように、
寮のみんなの姿が目に飛び込んできた。

「よ、お帰り!」

「お疲れさんっ!!」

工場長や課長、部長、みんながそこにいた。

トゥイが、手に持っている花束を僕に差し出して・・・・・


「オ・カ・エ・リ・・ナ・サ・イ」
一語、一語、一生懸命さが伝わるトゥイの日本語。


.....Da、thua、toi da ve. (ただいま、)
照れくさくベトナム語で返答した。


「後藤、空港でアオザイを着た女性が出迎えてくれるって・・・・どうだ?」


「たしか、以前にうらやましがってたよな?」

「それも、こんな可愛い女性に!!」

「涙がでるだろ、こりゃ、、幸せの黄色いアオザイ・・だな!」

.....!1?1?1?。

「ま、何にしろ本日は後藤の誕生日だしな。」

.....えっ?..なんで、知ってるの?


「君に、その花束をプレゼントした・・幸せの黄色ちゃんが、教えてくれたんだよ。」

.....えっ。


.....トゥイ。


「トゥイちゃんにお礼を言えよ・・・な。」

「寮のみんなでさえ、知らんかったからさ・・・」


..................... 。


.....みんなありがとう!

.....そして、


...................



.....トゥイ、本当にありがとうね! 、カム、オン、ニェ。(ありがとうね。)


「さぁ!これからトゥイの店で誕生会だ!」

「みんなまだ、夕飯を食べずに・・・・おなか空かせてるんだよ。」

「さぁ、早くホテルに戻って、荷物置いてこいや!」


みんな相変わらず・・元気だなぁ
このみんなのパワー、笑顔はどこから来るんだろう?

やはり、この暑いベトナムの大気が・・・・・
みんなに魔法をかけさせているんだろう。

「あ、そうそう、日本の彼女は元気だったか?」

「もち、うらやましいほどの誕生日を祝ってもらたんだよね?」


.....うん、そ、そうだよ。
僕は、思い切りの強がりで返事をしていた。

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