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笑顔が愛おしくて ~ベトナム恋愛奮闘記~ 作者:KON
24/73

ブンタウへ

そして日曜日ー

今日の朝は、とても慌ただしく起きたのである。

社員旅行ちゅうか・・・・・ちょっとした遠足気分だ。
寮のみんなが揃って、どこかへ出かけるのも初めてらしい。

場所はブンタウ。
ホーチミン市から一番近い海水浴場だ。

そこは一年中、海水浴が楽しめるリゾートらしい。

「バスのご到着だぞ~」

バスといっても、いつも通勤で利用しているトヨタのバンである。
もちろん、運転手もうちの社員のトォンさんだ。

「Good、morning!」

.....あれ、タムさん.....それにハァさん。

うちの総務のアイドル、二人がすでにバンに乗っていた。

「心強いだろ・・・」

「北沢の強い要望でね・・・・・」と、課長。

.....そうですか、でも賑やかでいいですね。

「後藤、トゥイちゃんも連れて行くか?」

.....あのねぇ~課長!!

バンに乗り込んだ僕は、後ろの席のほうへ座った。
課長と部長も後ろのほうが落ち着くらしい。

タムさんたちは前のほうで工場長と一緒だ。

北沢さんと入江課長はいつもの通勤の指定席中央・・・・・

「後藤、飲むか?」

寮を出ようとするバンの中では、課長がビールをみんなに分けていた。

.....朝から、もうビールすっか?


「出発~!」

.....か、課長。


「なんだ、あいつはもう酔っぱらってるのか?」
工場長がタムさんたちに笑いながら言い出した。


「少しは黒く焼いて若返ろうかなぁ~」

部長の意味ありげな独り言が聞こえてきた。

しかしながら、僕もこの車中の雰囲気はとても好きである。


ブンタウ・・・・・ここ(ホーチミン)から車で3時間近く。

そのブンタウへと、車はわが寮を出て走り出した。

安全運転頼むよ、トォンさん。
・・・・・僕は心の中でつぶやいた。

すると・・・
「すいませ~ん、、おしっこ!!」

.....課、課長。

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