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笑顔が愛おしくて ~ベトナム恋愛奮闘記~ 作者:KON
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恋の駆け引きはボーリング場で・・・

.....す、すごいよ、北沢さん!

そ、ここはボーリング場。

北沢さんと二人で、サイゴンスーパーボウルに来ているのである。


ホン・ハァーの寮から歩いて15分ぐらいのところにある。
つまり、空港近くの派手な黄色い建物である。

一階はショッピング街、二階はレストランそして、ボーリング場がある。
そこの建物にいると、ほんとにここがベトナム?・・・と思うほどだ。

何しろボーリング場の設備は最新のものだし、
ちょっとしたゲームセンターまでもが、あるのだからだ。

ベトナムは、流通しているお金のほとんどが紙幣なので、
カウンターにて、コインと交換してもらって楽しむようにもなっている。

もちろん、コインを入れて聞くジュークボックスだってある。

ボーリング、1ゲームの値段だって日本とそう変わらない。
一般庶民のベトナム人には、とても高い遊び場となる。

さらにそこでは、靴下をはかない習慣のある彼ら(ベトナムの人)たちにとって
ここで靴下を買わないと靴を借りられないのである。

.....結構、衛生面でも気を配ってるんだね、
なんかベトナムではまだ、ピンとこない。

もちろん、僕たち(北沢さんと僕)もサンダルでここまでやって来てしまったため、
靴下も一緒に買わされてしまった。


「どーだ!三連ちゃん、ストライクだぞ!」

.....す、すごいよ、北沢さん!、絶好調じゃないっすか!
隣のレーンの派手な女の子たちも拍手を送っていた。

.....女の子たちにもナイスアプローチですよ。


「彼女たちはお水系のお姉ちゃんたちじゃないかな。」

.....へぇ~.....なんでわかるんすっか?


「どう見たって、・・・・・化粧をみれば・・・わかるしょ!」

確かに彼女たちの化粧は、ここ・・庶民離れしている。

「それにほら、腕・・金のブレスレットに時計。」

.....ほんとだぁ~.....お姉ちゃんたち.....金持ちなんだぁ~


「金持ちのおやじが奉仕をしてるんだよ。」

.....よく、知ってますね。


「もちろん、その中には僕たちのような海外の滞在者や、旅行者だって・・・・」

.....この国の人たちから見れば海外の人は、お金にしか見えないのかな?


「ぶっちゃけ・・援助交際って言っちゃえば、それだけなんだけど・・・・・」

.....それぞれに、求めるものがあるんだね。


「ん?・・・・・あ、あれ?・・・・・・」

.....ど、どうしたんすか?


「い、いちばん端のレーンでやっている人・・・・・」

.....あっ!


そこには、うちの部長と若い女性がゲームを楽しんでいた。


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