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笑顔が愛おしくて ~ベトナム恋愛奮闘記~ 作者:KON
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アオザイ

.....おっ、はようございます!!

.....シ、シンチャオ、、です。

ちょっと、恥ずかしそうに
ベトナム語で先輩たちに、朝の挨拶を言ってみる。

「シンチャオなんて、外国から来た人や観光の人しか言わないよ、チャオでいいんだよ。」

.....そ、そうなんですか?

「それよか、昨日の夜は楽しめたかい。」

年配の親しみやすい村瀬部長が僕に言った。


....はい。皆さんのおかげでとてもいい体験をさせてもらいました。

「そ、そんないい体験したのか?・・・くぁ~~若いっていいなぁ~」


.....部、部長!?、、なんか勘違いしてません?

「ん?・・・違うのか?」


..........!、ち、違います!


ジリリリリリリリリリリィ・・・・・・・
インターホンの鳴る音、どうやらバンの運転手のご到着らしい。

さぁ、出勤二日目がんばるぞ~!
自分に気合を入れていた。

「Mr,Gotou・・・!」

お手伝いの子が僕に、客人が寮の外に立ってるとジェスチャーしながら叫んでいる。

.....僕に?

誰かと勘違いしているんじゃないか?
なんたって、ここホーチミンに来て間もないのに、
僕に客人が来るわけない。

「girlfriend・・・」

お手伝いのハイさんが僕に耳打ちして横切った。

・・・・・・・!!?!??

そのホン・ハー通りの寮の前には、
昨日の彼女トゥイちゃんが、真っ白な民族衣装に身を包み立っていた。

「Xin chao Mr,Gotou・・・」

彼女がそう挨拶すると、


カバンの中から手紙とCDを取り出し、
僕に笑いかけながら差し出した。

.....カナイ、ラー、カイジー?(これは何ですか?)
昨日、彼女から何度も何度も、聞かせれ教わったベトナム語で言ってみた。

「For you・・・・・」

恥ずかしそうな笑みを浮かべた彼女がそう言うと
同じ民族衣装を着た子のバイクの後ろに乗って、

「バーイ!」と言ってすぐに去って行ってしまった。
どうやら友達と学校に行く途中に、この寮に立ち寄ったらしい。

「制服姿のトゥイちゃんもかわいいなぁ・・」

それを見ていた部長が言った。

.....制服!?


「ベトナムの民族衣装は学生の制服にもなっているんだよ、アオザイっていう言うんだよ。」

.....そうなんだぁ~


「週初めの通学時間帯は、真っ白なアオザイの制服で学校前の道が征服されるよ。」

.....ここベトナムでも親父ギャグですか?


「親父というな!!・・・それより、何をもらったんだ?」部長が言った。

.....手紙と...CD・・・?


「昨日、彼女に何か注文したんじゃないのか?」

.....そうかなぁ?.....彼女の言うことに、意味わかんないのにうなづいてたりもしたから。


「くぁ~若いっていいなぁ・・・」

部長の口癖らしい。

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