第18話:覚醒、如月風月〜覚醒とは、英語で言うとawakening
洞窟第4の番人にして、最強最後の番人であるガルムバルム・ロック。
地上世界を征服しようとする彼の野望を止めるため、如月風月・愛沢咲夜・花菱美希の3人は戦いを開始した。
風月の4つの強力呪文に加え、ギガム級の呪文も撃ち込まれロックは大爆発。
勝ったかと思われたが、ロックは3体の怪物の力を借りてパワーアップ。
舌で美希を捕まえ、風月を一瞬の内に吹き飛ばしてしまう。
そして、咲夜の戦意は喪失してしまった・・・
咲夜
「ア、アカン・・・もうウチら、勝たれへん・・・!!」
咲夜はガタガタと震え出してしまう。
関西生まれの血が、本能で危険を察知したのだろうか?
『クックックッ・・・所詮人間の娘の力などこんなものだ・・・我には勝てん・・・さて、と・・・』
ロックは舌で捕まえている美希をにらんだ。
美希
「ガ・・・ガルムバルム・ロック・・・」
『何だ?小娘。』
美希
「あ、あなたなんかに・・・」
『ム?』
美希
「あなたなんかに、絶対に地上世界は征服させないわ!!」
少し震えてはいるが、美希の瞳は輝きを失ってはいない。
『オマエに何ができる、小娘?』
美希
「確かに、私だけじゃ勝てないでしょうね・・・でも私には今、仲間がいるわ・・・咲夜ちゃんと風月ちゃんがいる・・・」
『その2人は今、役に立たないではないか。1人は倒れ、もう1人は戦意喪失・・・もはや我の勝利は決定的・・・』
美希
「黙れぇぇぇ!!!」
『?』
美希
「オマエには見えていない・・・彼女達の中に眠る、底知れない力が・・・2人は必ず立ち上がる・・・絶対に私達はあなたを倒す!!咲夜ちゃん、風月ちゃん!何してるのよぉぉぉ!!早く立ち上がりなさぁぁぁいっ!!!」
『フン、うるさい小娘め・・・』
ロックは舌で美希を締め上げた。
ギリギリギリ!!
美希
「うぐぁぁぁ!!」
美希は叫び声を上げた。
咲夜
「美希・・・さん・・・ウチが・・・助け・・・る・・・」
咲夜がゆっくりと動き出した。
美希
「咲夜・・・ちゃん・・・」
『もうムダだ。さてと・・・そろそろいただくとするか・・・』
ロックは大きく口を開けた。
美希
「うぅ・・・」
目をつぶる美希。
その時・・・
ゴァッ!!
美希
「え?」
咲夜
「な、何や・・・?」
気絶していた風月の体が、7色に輝き出した。
コォォォォォォォォ・・・
『何の、光・・・?』
風月
「もう・・・これ以上・・・私の友達を・・・キズつけさせません・・・」
『ほざけ!うっとうしい小娘が!!こうなれば、オマエから片づけてくれる!!』
ロックの巨大な右足が、風月に襲いかかる。
咲夜
「ふ、風月ちゃ〜ん!!」
美希
「逃げて〜っ!!」
風月
「シボン・ザ・ビューティ・オブ・ネイチャー!!!」
ガッ!!
ドゴォォォ!!
ロックの右足が、一瞬の内に消し飛んだ。
『グ、グォォォォォ!!!』
ロックは右足を失い、ぐらついた。
『な、何を・・・した・・・!!?』
風月
「コォォォォォォォォォォ・・・」
風月に何が、起こった・・・!? |