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如月風月の冒険記
作:ユーリ



第16話:最後に待ち受ける番人〜最後の番人とは、英語で言うとlast guarder


カメレオンを倒して奥に進むカギを入手した風月達は、扉を開けて奥へと進んだ。

咲夜
「それにしてもさっきの風月ちゃん、怖かったなぁ・・・」

美希
「全くだ。あそこまで激怒する風月ちゃんは初めて見たぞ・・・」

風月
「何か言いまして?」

咲夜・美希
「(ヒィ!!)な、何も言ってません!!」

風月
「そうですか♪」

風月は微笑んだ。

咲夜・美希
「(ふ、風月ちゃん怖い・・・)」

咲夜と美希はそう思った。





その後も風月達は順調に歩を進めた。

途中、今まで出て来た敵がたくさん出て来て風月達に襲いかかって来たが、数々の危機を乗り越え、さらに自分達よりも強い3体の怪物を倒し、身技体共に1回りも2回りも成長した風月達の敵ではなく、風月達に瞬殺された。

襲って来たモンスターを退けたり、宝箱を開けたりしながら、ついに風月達は奥の部屋にたどり着いた。



咲夜
「ついに出たな、広い部屋に・・・」

美希
「そうね・・・それにしても、いつになったら私達脱出できるのかしら・・・」

風月
「たぶん、この部屋を抜けたら脱出できるでしょう。その証拠にホラ、アレ見てください。」

風月が指差した方向には、宝箱らしき物があった。

しかし、今までに見て来た宝物が入ってるタイプの箱でも、3体の怪物の部屋にあったタイプの箱のどれともちがう。

宝箱は虹色に光り輝き、今まで見て来た宝箱の中で一番けばけばしかった。

風月達3人には、この宝箱が何を意味しているのかわかった。

風月
「私の考えが合っていれば、あの宝箱に入っているのは洞窟脱出用のカギでしょうね。」

咲夜
「そやの?」

風月
「ええ。それにどうやらこの部屋で広い部屋は最後のようですし。間違いないでしょう。」

美希
「だったら、早く回収しましょう。これ以上こんな所にいるのは真っ平だ。」

咲夜
「そやな。じゃあ、サッサと回収を・・・」

風月達が近づこうとした時、突然宝箱の周りにドーム状の物が現れた。

美希
「な、何よアレ!?」

咲夜
「大方、宝箱を守るバリアーみたいな物やろ。何せ、最後の宝箱なんやからな。」

風月
「望むところです・・・ギガム・スプリイス!!」

風月は光線を発射した。

光線は見事にバリアーに直撃した。

風月
「これで、バリアーも消えて・・・」

しかし、煙が晴れた後に出てきたのは、無傷のバリアーに守られた宝箱だった。

風月
「そ、そんな!私の呪文が効いてない!?」

咲夜
「風月ちゃんの術が効かんほど、強固なバリアーなんやろうか?」

風月
「だったら、もっと強力な術を使うまでです!サマザケ・・・」

その時、どこからか声が聞こえた。

『待てぃ!!』

風月・咲夜・美希
「え!?」

風月達は辺りを見回した。

風月
「どこ?」

咲夜
「この声はどこからや?」

美希
「声の主はどこにいる?」

『フフフ・・・ここだよ・・・オマエ達の真上・・・』

風月・咲夜・美希
「ま、まさか・・・」

風月達はソロリと上を見上げた。

『よくここまでたどり着いたな・・・ワシこそがこの洞窟最後の番人・・・』

風月・咲夜・美希
「キャ〜ッ!!!」

風月達は悲鳴を上げた。

『コラ、人の話聞け〜っ!!』












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