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Knight's & Magic 設定資料兼備忘録  作者: 天酒之瓢
第三章 人物設定
4/11

フレメヴィーラ王国の人物

 人名は主に“欧羅巴人名録(外部サイト)”を参照、スゥエーデン、もしくはフィンランドの名前から拝借している。

 もちろんそれ以外も混ざっているので絶対ではない。

 メインキャラ以外は基本アルファベット順で名前を決めている。

 フレメヴィーラの王族に関しては別途「フレメヴィーラ王国」の項目参照。



■主人公と主要人物


●エルネスティ・エチェバルリア

 通称:エル

 容姿:紫がかった銀髪をセミロングにしている。瞳は蒼。

    母親に似た、美しい女性のような風貌。目元だけ父親似でややツリ目気味。

    身長は最終的に150cm程度予定。

 装備:銃杖ガンライクロッド・ウィンチェスター*2

 銃杖ガンライクロッド・ヴァーテック*2

 鉄板入りのブーツ


 主人公。前世は“倉田翼”職業プログラマー、享年28歳。

 前世から続行する極度のメカヲタク趣味を軸に異世界生活満喫中。

 プログラマーとしての経験を元に異常なほどの魔法処理能力を持ち、また特訓の成果として魔力も高い。

 見た目相応に体力や純粋な力には不安があり、戦闘能力は完全魔法依存。

 同様に、ダメージへの耐性が低いため戦闘スタイルは機動性極。



●アーキッド・オルター

 通称:キッド

 容姿:黒髪ブルネット、ぼさぼさと伸ばしただけの髪形。瞳はこげ茶色。

    身長がひょろっと高く、だいたいエルよりも頭一つ以上高い。最終的に180cmくらい。

 装備:ブロードソード

 銃杖ガンライクロッド・ヴァーテック


 エルの親友兼一番弟子。セラーティ候の庶子。

 ややガサツな言動。

 エルとは逆に恵まれた体格を生かしたパワーファイター。

 そしてエル直伝の高い魔法能力も有している分、一番バランスの良い人。

・イメージ参考



●アデルトルート・オルター

 通称:アディ

 容姿:黒髪ブルネット、ウェーブがかかった髪の毛を肩程度まで伸ばす。瞳はこげ茶色。

    キッドほどではないが、身長は女性としては高めの170cm。エルと比べると頭一つ大きい。

 装備:双剣…ショートソードよりやや大きめ程度

 銃杖ガンライクロッド・ヴァーテック*2


 エルの親友兼二番弟子。セラーティ候の庶子。

 割りと勝気な性格。自由な言動が多く、時折周囲を振り回す。

 よくエルを抱き枕やぬいぐるみ代わりにしている。

 可愛いものに目がないが、もしかしたらエルのせいかもしれない。

 戦闘では双剣による手数をメインにしたり、雷撃系の魔法が得意だったり、ややテクニカルなスタイルをとる。




■主人公の家族、エチェバルリア家の人々


●マティアス・エチェバルリア

 通称:父様

 容姿:短めの金髪

    戦闘技術を教えているだけあり、引き締まった体躯をしている。

    大柄な体格は全くエルに遺伝しなかった模様。


 エルの父親。

 ライヒアラで戦闘技術教官を勤めている。口数は多くないがその分厳しい鬼教官として名を馳せる。

 セレスティナと結婚するときには美少女と野獣カップルとして周囲に評判だった。

 多分当時は後輩の評判の美女(美少女?)を口説き落としたのだろう。

 妻に似た息子が生まれ最初は子煩悩全開だったようだが、息子が暴走を始めるに従いついてゆけなくなってきた。

 最近はすっかり悟りを開いた模様。



●セレスティナ・エチェバルリア

 通称:ティナ、母様

 容姿:エルにも伝わる紫がかった銀髪をロングヘアーにしている。

    本編開始時点で30歳近いが、ともすれば10代にも見える美女。

    小柄なあたりなど、エルは極端に母親似である。


 エルの母親。

 エルを少し大きくしただけ、といった風貌を持つ。

 性格は割りと天然でのんびりしたところがある。

 人生片時も休まず暴走しているエルの言動に普通に付き合える辺り、ある意味大物かもしれない。



●ラウリ・エチェバルリア

 通称:ラウリ、学園長、祖父様

 容姿:【未設定】


 エルの祖父。

 ライヒアラの学園長を……10年以上やってることになる。

 国王アンブロシウスとは古い学友。時折相談に乗ったりしていた。

 最近のエルがおこす事件はすでに教官レベルで対処できないものも多いため、彼が出張ってくることが多い。

 エルの身内の中で一番の苦労人かもしれない。




■キッドとアディの家族、オルター・セラーティ家の人々


I●イルマタル・オルター

 通称:イルマ

 容姿:黒髪ブルネット


 キッド、アディの母親。

 大人しく、おっとりとした性格をしておりティナとのんびり母さんタッグを組んでいる。

 ちなみに二人とも料理の腕には長けている。


 対外的にはセラーティ候の愛妾という立場にあり、夫からの金銭的援助を受けてライヒアラ学園街でひっそりと暮らす。

 貴族の中には複数の婦人を持つものも居る中、愛妾という立場に留まったのは本妻からの圧力を受けてのこと。

 そのなかでも子供たちと共に暮らせれば幸せであると考えているなど、かなり素朴な人柄の人物である。


 子供たちがエルとともに暴走しているのを楽しんでいる節があるが、年の割りにしっかりしすぎて少し寂しく思っている。

 特に用事がなければティナをたずねてエチェバルリア家にいることが多い。



●ステファニア・セラーティ

 通称:ティファ、姉様

 容姿:金髪、ゆるいウェーブのかかった髪を背中まで伸ばす


 セラーティ候の長女。

 登場時、ライヒアラ中等部3年生で生徒会長。

 可愛いもの好きが突き抜けてエルと知り合う。

 妾の子であるキッド、アディに対しては敵対的な態度はとらず、普通に弟妹として扱っている。

 比較的父親似?の性格をしている模様。

 学園でも成績優秀者として名を連ね、実戦でもその能力を存分に振るう。

 責任感が強く、頼れる生徒会長だが変態へのスイッチ切り替えが一瞬過ぎる欠点も。


 中等部最後の野外演習にて、王国史上最大とも言われる魔獣災害“陸皇事件”に遭遇。

 解決後、揉め事に巻き込まれかけたエルネスティの後見にまわり裏で活躍していた。


 ライヒアラ卒業後はセラーティ侯爵領に戻る。

 数年後、隣の領地の子息と結婚し、3児を授かる。



●バルトサール・セラーティ

 通称:バルト

 容姿:金髪、彫りの深い容貌。美形と言って良いが常にニヤニヤとした笑みを浮かべており、台無しである。


 セラーティ候の次男。

 登場時、ライヒアラ中等部1年生。

 昔から妾の子であるキッドとアディに嫌がらせを繰り返してきた人物。

 性格はかなり母譲りでヒネたところがある。


 キッドとアディへの嫌がらせが度をすぎ、姉にすら見放され学園を追われることになる。

 その後侯爵領の守護騎士団へ叩き込まれ、性根を鍛えなおされたようである。



●アートス・セラーティ

 セラーティ候の長男。

 すでに父につき領地経営の経験をつんでいる。



J●ヨアキム・セラーティ

 セラーティ侯爵領を治める、侯爵位。キッド、アディの父親。

 静かだが厳しい人柄。

 国内有数の穀倉地帯と魔獣の住処の両方を抱える難所、セラーティ侯爵領をうまく治めているなど能力的にも十分な人物である。

 それでいて愛妾かこっていたり色々とありそうな人。



■その他の人物


A●アーロ

B●ベンヤミン

C●クラエス

 バルゲリー砦つきの新米騎操士。

 陸皇亀ベヘモスの襲来の際に砦を脱出し、危機を伝える役目を負う。



D●ディートリヒ・クーニッツ

 通称:ディー

 容姿:細身の優男。金髪の髪をストレートにして首下まで伸ばしている。

    最終的に“黙っていれば良い男”という評判を得る。


 ライヒアラ騎操士学園騎操士学科の騎操士ナイトランナーの一人。

 やや神経質な性格をしており、学園内でも上位の腕を持つにも拘らず、成績が気分によるため安定しない。

 生き残るためには裏切りすら辞さない面を持つが、後々良心の呵責を感じたり根っからの悪人ではなかった。


 王国史上に残る魔獣災害である“陸皇事件”に遭遇、九死に一生を得てからはその原因であるエルネスティの影響を受け騎士としての能力を伸ばしだす。

 その過程でややひねくれていた性格がましになるが、代わりに軽い面が前に出てきた。



E●エドガー・C・ブランシュ

 通称:エドガー

 容姿:威風堂々とした体躯をした偉丈夫、金髪を短く刈り込んでいる。

    いかつく、頑固そうな風貌をしている。多分眉毛とか太そう。


 ライヒアラ騎操士学園騎操士学科の騎操士ナイトランナーの一人。

 質実剛健を地で行く正統派の騎士。

 学園でもトップクラスの実力を持ち、彼の駆る幻晶騎士・アールカンバーは並みの正騎士よりも高い能力を発揮する。



F●フィリップ・ハルハーゲン

 ヤントゥネン守護騎士団団長。

 あんまり特徴はない。真面目がとりえの騎士団長。

 騎士団長専用機“ソルドウォート”を持つ。



G●ゴトフリート・ヒュヴァリネン

 ヤントゥネン守護騎士団副団長。

 性格は冷静というより冷徹に近く、必要とあらば危険を含む提案も躊躇しない。

 ただし他人に冷たいわけではなく、騎士団のためには敢えて非難を被るような提案も行う、職務への忠実さから来る言動である。



H●ヘルヴィ・オーバーリ

 ライヒアラ騎操士学園騎操士学科の騎操士ナイトランナーの一人。

 陸皇亀ベヘモスとの遭遇戦であやうく機体ごとひき潰されそうになるが、エルとグゥエールの参戦により生き残った。


 敗北の反省から強力な力を求め、エルの新規機体開発に参加。テレスターレがなんとか形になったのは試験騎操士を買って出た彼女の貢献も大きい。

 新型機が次々に完成する中、銀鳳騎士団の一員として活躍していたが、次第に力不足を感じるようになる。

 後にエドガーと結婚する。



K●クヌート・ディクスゴード

 容姿:細身で鷲鼻、尖った顎などとにかく鋭利な印象のある風貌。


 ディクスゴード公爵領を治める、公爵位。

 若かりし頃は暴走する国王、アンブロシウスの起こす事件を片付けるため東奔西走し、見事“猛獣使い”の異名を賜った苦労人。

 老いた今はエルネスティという新たな暴走源に悩まされている。


 普段の言動は厳しい面も目立つためそうは思われていないが、かなりの愛国者。

 国内の安全と平穏のため様々な手段を講じてきた経緯がある。それが、彼の貴族としての誇りと自負である。

 そのため、色々な苦労を負いながらもエルネスティの機体開発を大きく支援してゆく。

 悲しいことに暴走気味の人間の扱いが上手く、なんだかんだとエルネスティからは信頼されている。



L●ラッセ・カイヴァント

 学園の錬金術師学科に所属。

 学部内ではトップクラスの成績を誇る変人。研究以外のことへの興味が薄く、没頭しだすと言葉すら届かなくなる悪癖をもつ。

 口を開けば強烈な毒舌が飛び出すが、彼に悪意はなくいつものことである。


 親方ダーヴィドとはそりが合わないように見えて友人である。

 道は違えど高い能力を持つ人間としての尊敬がある。口は悪いが。



M●モルテン・フレドホルム

 朱兎騎士団長。カザドシュ砦詰め。

 髭面のオッサン。大柄で豪放磊落な性格。

 騎士団長専用機“ハイマウォート”を持つ。



N●ノーラ・フリュクバリ

 藍鷹騎士団所属の女性騎士。

 銀鳳騎士団との連絡役としてライヒアラに派遣される。

 間者としての心得はあるが、戦闘能力は比較的普通。

 幻晶甲冑に大きな興味を示し、後に諜報用機体の開発に関わってゆく。



●アーニィス

 騎操士集団“アルヴァンズ”のリーダー。

 高い剣の腕前を持ち、お披露目戦ではエドガーを退けた。

●ツーヴァ

●イドラ

●フィリア

●ユンフ

●ゼルクス

 騎操士集団“アルヴァンズ”の一員。



P●ペッレルヴォ・カイタラ

 建築家。城塞建築に秀でた才を持っており、重要施設の設計を担当している。

 やや腹がでっぱり気味の中年男性。



R●



S●




■ドワーフ族

 命名規則として必ず濁音で名前が始まる。


●バトソン・テンドーニ

 通称:バトソン、バトさん

 容姿:赤茶けた色の髪と同色の髭をざっくりと伸ばしている

    ドワーフ族の特徴として身長はさほど高くないが全身が筋肉質で、どっしりとしている。


 ドワーフ族の少年。

 ライヒアラ騎操士学園の入学式で、ちょっとしたトラブルによりエルと知り合う。

 その後はドワーフ族由縁の鍛冶の能力を生かし、エル注文の怪しいブツの製作に協力する。



●ダーヴィド・ヘプケン

 通称:親方


 ディー、エドガーと同期になるドワーフ族の青年。

 典型的なドワーフ族であり、一族の特徴として長く伸ばした髭を誇る。

 荒々しい言動も相まって年嵩に見えるがれっきとした青年である。


 技術屋一族のドワーフらしく、エルの持ち込んだ新技術に大きな興味を抱く。

 彼の英断と熱意がなければ、今日の新型機は存在しなかったかもしれない。


 銀鳳騎士団成立後は鍛冶師隊隊長の役に就き、実は銀鳳騎士団ではエルに次ぐ重要人物。

 ちなみに彼が振るうハンマーの威力は並みの魔獣なら一撃で撲殺可能なほどである。

 脚が短く、動きも遅いためそれが発揮される機会はほぼないが。



●ガイスカ・ヨーハンソン

 国立機操開発研究工房・第一工房の工房長。かなりの年配。

 長く変化のない生活の間にすっかりひねてしまい、技術屋としての目標を見失っていた。


 お披露目戦で大爆発したエルの新装備群をみて鍛冶師の魂が再燃、後に新型機の完成に大きく貢献する。

 積み上げられてきた技術は確かであり、それは後の新型機開発で遺憾なく発揮される。

 結果として彼の業績は図らずも歴史に残る事になる。




■エルフ族


O●オルヴァー・ブロムダール

 国立機操開発研究工房の所長。

 87歳の“歳若い”エルフで、そのため外部との橋渡しである“衛使”の役についている。

 現在は飄々とした性格をしている。



Q●キトリー・キルヤリンタ

 エルフの郷の一つであるアルフヘイムを治める“大老エルダー”の一人。

 年齢の高いものを敬うエルフの文化により長としての役につくが、同時に思索のときを重視する彼らの精神性により彼女はあまり何もしていない。


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