ソウルマスターKAZUKI(13/30)PDFで表示縦書き表示RDF



デパート事件はこれで終わりです。

ソウルマスターKAZUKI
作:マルミツ



第12章:英雄







「ハァ、ハァ……ここか……?」

 全力疾走の連続でさすがに疲れたか、息荒く和輝が到着したのは昼間入ったファミレス、『クイーン』であった。

「いらっしゃいませ。お一人様ですか?」

 肩で息をしている和輝を不審そうに見る店員だったが、客は客と割り切ったようで笑顔を向けてくる。

「……いえ、さっき来たとき忘れ物をしてしまって……」

 咄嗟に和輝は嘘をついた。間違っても爆弾を探しに来ました、とはとても言えない。こいつバカだと一蹴されるならまだいい。だが本当に爆弾があると信じられでもしたらパニックになることは必至、下手をすれば犯人を刺激する可能性がある。それだけはなんとしても避けたかった。

「―――? ああっ。もしかしてあの紙袋ですか?」

 和輝は思わず「えっ」と口に出しそうになった。が、もしやと頭の中で閃くものがあった。

「それっ! それです、はいっ!」

「分かりました。少々お待ち下さい」

 一度奥に消えた店員は、一分と経たずに戻ってきた。
 その手に重そうな紙袋を持って。

「お待たせしました。これでよろしいですか?」

「はいっ。どうもすいませんでしたっ」

 はやる気持ちを抑えつつ袋を受け取り、近くにあったトイレの個室に駆け込み鍵をかけた。
 
 袋の中を覗く。
 入っていたのは、値札がついたいかにも新品のバッグ。
 それを取り出し、チャックを開ける。


 まず最初に、デジタルタイマーが見えた。


「よしっ」

 手早くスイッチを切りタイマーを確認、停止しているのを悟ると同時にタイミングよく携帯が震える。

「二つ目の爆弾、止めてやったぞ」

『分かっている』

 冷徹なこの声にも、もう慣れた。

「さあ、さっさと次のヒントを渡しやがれ」

『いや、その必要はない』

 予想外の言葉に、和輝の思考がどういうことだという疑問に達するまでに時間がかか
った。そして達したときには既に、犯人はこう告げていた。

『地下駐車場の北東方向にある、DEVILとロゴの入った赤い車の後ろの壁。そこの奥に爆弾は設置してある』

「……なんで、今更になって直接爆弾の場所を教えるような真似をするんだ?」

 どうせ答えは返ってこないだろうと思っていたが、声の主は嘲るように、

『意図はその場へ行けば分かる。その場へ行けば、な』

 そうしてやはり通話は一方的に途切れた。

「くそったれ。今度は一体何を用意してやがる?」

 疑問を抱えながら和輝は指示された場所へと向かった。





◇◇◇





 まるで人払いでもされたかのように無人の地下駐車場。足音を幾度も反響させながら、和輝は目的地へ着いた。

「ここだな」

 悪趣味なロゴでしかも派手な色なので、見つけるのにそう苦労はしなかった。それが和輝には奇妙でならなかった。いくらなんでも場所が簡単に分かりすぎだ。先の二つの時とは明らかに様子が違う。
 だがそれを不審に思っている時間はない。和輝は腕時計に視線を移す。


 3時53分。タイムリミットまであと七分。


 なんとか間に合う、か?

「考えてる暇はない。行動あるのみだ」

 早速和輝は車の裏にある壁に近寄る。そこの壁だけが他の箇所と色が微妙に違う。ここで間違いないな、と和輝は改めて確認して、

「ここの奥って言ってたな。てことは、この奥は空洞になってるのか?」

 とにかく要はこの壁を貫けばいいと思い至った和輝は軽く深呼吸して構えを取る。

「……ここまで手の込んだことをする連中だ。普通の壁じゃねえのは確かだろうな。でも、そんなの俺には関係ねえ。一発でぶち抜いてやる」

 独特の呼吸法で氣を練り上げ、全身――特に右腕に収束される。あまりの濃度に体外に漏れ出したそれは刃として現れる。

「切り裂け。<刃馬>!」

 高密度に圧縮された氣で生成された刃はかなりの業物かそれ以上の切れ味を生み出し、コンクリートの壁を容易く切り裂く――――


 はずだった。

 
「っ!? なんだよこれっ」

 和輝は眼前で発生している現象が信じられなくて目を剥いた。


 氣の刃が、目標の1cm手前で『止まって』いる。
 まるで見えない壁に阻まれているような感触を腕に伝えて。


「そんな、バカな……。くそっ、もう一回だ!」

 めげずに和輝は一歩下がり体勢を整える。今度は右手を手刀ではなく拳で固める。そして開く。手のひらで圧縮された氣が球形を形作り今か今かと暴れている。

「こいつならどうだ。<空衝撃くうしょうげき>!」

 はち切れんばかりの氣の塊を押し付け、めり込ませ、その膨大なエネルギーを利用した衝撃は今度こそコンクリートの壁を―――

「―――届かねえっ!」

 まただ。またしても目視不可能な『何か』に遮られる。

「ぐ……っ! まけ、るか……っ!」

 それでもなお氣をめり込ませようとするが、それでも攻撃は届かない。そこで弱気になったのがいけなかった。一瞬力を緩めてしまったがために見えない『何か』はスポンジのような弾力を発生させ和輝を弾き飛ばす。

 ゴンッ!

 後方に鎮座している車にまともに背中を打ちつける。一瞬、確実に息が止まった。

「―――――ッ!」

 声にならない、いや声にできない絶叫を上げて、和輝は膝をつく。

「ち……くしょうが。奴が素直にここを教えたのは、こういう理由か……!」

 一般常識であると思うが、反動リバウンドで跳ね返されるエネルギーはぶつけた時のエネルギーと同等である。和輝が壁に向けて放った力は、簡単に言えば巨木を一撃で粉砕するほどのものである。それがすべて己に跳ね返ってくるのだ、感覚としては軽自動車にふっ飛ばされたようなものと思ってもらっていい。それを示すように、趣味の悪い車は和輝が衝突した部分だけ見事にへこんでいる。はっきり言って背骨が折れたとしてもおかしくない。

「こんな、ところで」

 それでも、どれだけ背中が激痛を訴えようとも、

「諦めて、たまるかっ!」

 和輝の拳は、止まることを知らない。


 一心不乱に、和輝は拳を打ち続けた。

 何度も届かず、幾度も弾かれ、重ねて体を打ちつけても。

 それでも和輝は拳を振るう。

 振るうしかない。
 
 そうしないと―――


「俺は、大切な奴らを失っちまうんだ!」


 一体何度目か。また拳が跳ね返される。肺から酸素が持っていかれる。

「……負けるかよ……」

 それでも和輝は立ち上がる。

「ガラじゃ、ねえけどさ……今、この場においては、俺が英雄なんだ」

 泣きそうな声で、和輝は言う。

「英雄が諦めたら、そこで物語は終わっちまうんだよ!」

 拳を、握る。
 力を、込める。
 全身を震わせて、雄雄しく叫ぶ。

「こんなところで、何百もの人生ものがたりを終わらせてたまるかっ!」

 その、瞬間。
 
 和輝の右手が、雷のガントレットで覆われる。

「……まただ」

 どうなっている? と和輝は疑問に思う。自称神の使いである雷雨に託された不思議なチカラ、セレスによって発現する技、<雷神拳>。

 一度目は、気づけば使用していた。

 二度目は、意識して発動しようとしてもできなかったのに、無意識の内に使っていた。

 そして、三度目。

 さっきはできなかったのに、今は確かに雷が腕を覆っている。

「……そうかよ。そういうことかよ」

 和輝の唇の端が歪む。

 今、やっと理解できた。

「セレスの発現条件。それは、ある一定量を超えた強い意志と感情」

 一度目は、目の前で女の子を傷つけられた怒りと、化け物をぶっ潰すという意志があった。

 二度目は、中宮に対する怒りと、中宮をぶっ飛ばすという意志があった。

 そして、今。
 
 今度は、みんなを守りたいという思いと、この壁を突き破るという意志がある。

 その強き激情に応え、和輝の拳に奇跡が舞い降りた。


 だが、今はそんな理屈は後回しでいい。


「あいつに授けられたセレスってのが、本当に奇跡を起こす代物だって言うんなら」

 拳を構える。

「この壁を突き破りやがれぇえええええええええッ!!」

 轟音。

 それは、不可視の壁を打ち破り、さらにその奥までもぶち抜いたからこそ発生する音であった。

「や、った……」

 和輝の前方に2mほどの空洞が出現した。
 そして、その最奥には。

「見つけたぞ……最後の爆破装置!」

 慌てて和輝はそれに駆け寄る。確認するのはまずタイムリミット。


 タイマー…………………現在、残り3分。


「よしッッ!!」

 思わず和輝は歓喜の声を上げる。間に合った。その言葉が全身に優しく伝わっていった。

「守りきった……守りきったぜ……」

 安堵で足が崩れる。だが大丈夫。もう立ち上がる必要はない。あとは、このスイッチを押せば、すべてが終わる。あ、でも結構器物破損とかしちまったからな……うわやべえ俺警察行きですか!? などと余裕のあることを考えながらスイッチを押した。




 タイマーは、『止まらない』




「……………え?」

 和輝は全身の動きをたっぷり五秒は停止させてから、心底間抜けな声を吐き出した。


 タイマーは刻々とタイムリミットへと近づいていく。
 それは、一向に止まろうとしない。


「な、んだよ、これ。……止まれよ。止まれよっ! ちくしょうが! なんで止まらないんだよっ!」

 ポケットに突っ込んである例の携帯が震える。それを力いっぱい開くなり和輝は怒鳴る。

「どうなってやがるテメェ! スイッチ押したのにタイマー止まんねえじゃねえかっ!」

『……貴様は……』

 それに対する、冷たい声の主の答えはやはり淡々としていた。

『名前も顔も知らぬ相手が、ましてや私のような者が、バカ正直に解決策を教えると思ったのか?』

 和輝の呼吸が、止まる。

 それは、どういうことだ、と口だけが動く。

 それを知ってか知らずか、なおも言葉は続く。

『最初に私は貴様に言ったはずだ。これはゲームだと。結果などはどうなろうと構わん。ただすべてが終わるまでの過程が楽しめればそれでいい。その点を挙げれば、私は貴様に感謝せねばならんな。とても楽しかった。見ていて笑いたくなるほど、な』

「―――……なんだよ、そりゃ」

 ようやく、やっとの思いで和輝は言葉を紡ぎ出す。


 分かっている。理解している。こいつの言っていることがどういうことか、嫌でも脳は解していやがる。


 それでも、言葉にせずにはいられない。

「要するに、俺はテメェの手のひらでおもしろおかしく踊らされてただけかよ……」

『簡潔に言えば、そうなる』

 ちなみに、と、和輝をさらに崖っぷちに立たせることを付け加えた。

『最後の爆破装置のスイッチは、他の二つとリンクするためのものだ。貴様が苦労して止めた二つの爆破装置は、今頃そこにあるものと同じ時を刻んでいることだろう』

 それは。


 和輝の今までの行動を、『無意味』の言葉で無力化する悪魔の言葉だった。


「……ふ。ふは」



 あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははッッッ!!!!



 何かの高が外れたような、笑い声。

 それでも電話の奥の人物は冷静に、簡潔に、これだけ言った。


『サヨウナラ』


 通話が途切れる。和輝は用済みとなった携帯を握り潰す。
 和輝の狂ったような激笑は、止まらない。


 それが、不意に終わる。


「舐めるなよ」

 和輝は立ち上がる。
 
 もう足はがくがくで、腕にはあまり力が入らず、体の節々が痛みを訴えっても、それらすべてを無視して、

 和輝はタイマーを確認する。


 残り、2分13秒。


 まだ、時間はある。

「ここまで、ここまで来て、諦めろって? 絶望しろって? 残念だったな。俺はこんなところで希望を捨てて膝をついちまう軟な人間じゃねえんだよ」

 爆弾を抱える。空洞から出る。

「何より俺は、テメェを一発殴らないと――――気がすまねえっ!!」

 刹那、和輝は爆発的な加速をつけて疾走する。


 エレベーターは待たない。階段を登って一階へ上がる。


 ――残り2分。


 残りの二つの場所は二階の洋服店と五階のトイレ。普通にエスカレーターを利用していては間に合わない。

「もうちっとがんばってくれよ、俺の体」

 足に氣を集め、飛翔。このデパートの内部が吹き抜けになっていることを利用し、和輝は常人離れした跳躍で二階の手すりに足をかける。目を剥いた人々の視線が突き刺さるが、気にしている時間があるはずもない。休む間もなく爆走。洋服店『beautiful』に滑り込み、躊躇うことなく試着室のカーテンに手をかけ中に侵入、装置を確保。

 あと一つ。

 タイムリミットは―――残り1分32秒。

「ぐっ!」

 爆弾を持ち上げた途端、腕と足を言葉にできない痛みが襲う。限界が近い。でも止まれない。止まるわけにはいかない。

 短距離走のオリンピック選手でも追いつけないほどの速度を保ち、和輝は爆走を再開する。

 まるで段差に飛び乗るように軽々と、三階、四階、五階へと飛び上がっていく。

 と。

 五階の手すりへ足をかけた途端、その足が滑る。


 落ちる――――和輝の姿を偶然目撃したものは皆そう思い悲鳴を上げそうになる。


 が、和輝は無理に足掻こうとせず手すりを蹴って勢いをつけ、反対側に位置する手すりへとほぼ水平に飛ぶ。

 着地―――に失敗。

 勢い余って壁に激突。体のどこかで嫌な音が鳴る。


 それでも、爆弾を抱える腕の力は絶対緩めない。


 酸素が足りないと嘆く体に鞭打ち、ファミレス近くのトイレに駆け込み、個室の一つを蹴破る。

 これで最後。


 タイマーは――――残り38秒。


 間に合うか?
 いや、間に合わせる!


 二つ目の爆弾入りバッグが入っていた紙袋にすべての装置を詰め込み、酸欠で意識が飛びそうになりながらも走り、向かう。

 どこへ?

 屋上へ。






◇◇◇






 誰も利用しようとしない階段を駆け上がり、視界が開けた先は屋上。

 タイマーを確認。
 残り20秒。


「あ、和輝! やっと見つけた!」

 和輝の耳に、明良の声が届いた。

「おい和輝! ご丁寧に携帯の電源切りやがって、あんたアタシらほっぽって一体どういうつ」

 和輝に近寄った明良は、その顔が今にもぶっ倒れそうなほど顔面蒼白なのを視認して言葉を失くした。彼女の後ろを付いてきた美夏も同様に。

「説明を、してる暇は……ないっ!」

 和輝の体内時計では、残り15秒。話す時間が惜しい。

 辺りに視線を巡らせる。目標を発見。和輝は今一度足に氣を込め、目的のブツ―――巨大スライムを奪う。

「な、なにをするんだ」

 『巨大スライムを作ろう!』という意味不明な企画のスタッフが当然の抗議を申し出る。

「ひっ」

 しかし、和輝の一睨みで男は尻餅をつく。
 それを尻目に、和輝は紙袋にスライムを詰め込んでいく。


 これで、爆発の衝撃は多少緩和される。


「ちょ、おい和輝! あんた何やってんだよ!? 何がしたいんだよ!?」

「か、神代くん! 凄く顔色悪いよ! それに脂汗も……と、とにかく今すぐ病院へ……!」

 それぞれ違う形相と態度で声をかけてくる美少女二人組に、しかし和輝は振り向かず、両手に最後の力を込める。

 そして足を軸にして回転。


 周囲にこのデパートより高い建物はない。
 これなら、360度どの方向へぶん投げても、問題ない!


 ―――残り4秒ッ!!!

「いっけぇえええええええええええええええっ!!」

 吼えると同時、手を離す。
 スライムと爆破装置を詰め込まれた紙袋は、遠心力を利用し一瞬でこのデパートから100m近く離れる。

「伏せろっ!!」

 和輝は美夏と明良を抱え込み、床に倒れこむ。目を閉じる。

 直後。


 ドゴォンッッ!!!


 脳へ直接響くかのような爆音と、目を焼く閃光。


 屋上にいた人々の悲鳴も、それによりかき消される。
 和輝達の頬に、巨大スライムの一部がかかる。


 和輝は目を開けた。

「ハァ、ハァ、ハァ……!」

 貪るように酸素を肺に取り入れながら、和輝は心の中でよしっと叫ぶ。


 防いだ。防いでやった。守りきってやったぞちくしょうめっ!!


 計り知れない達成感を胸に、なんとか立ち上がる。

 と、そこへ、突然ヘリのプロペラの回転音が鳴り響く。

「なっ!」

 ちょっと待て、と和輝は混乱する。さっきまでヘリなんてどこにも飛んでいなかったし、音もしていなかった。一体どこから現れやがった!?

『セレスの発動は一度。それ以外は自力、か。なるほど、想像以上の身体能力だ』

 唐突に、頭の中へ直接、聞いたことのない若い男の声が響く。

「だ、誰だっ!」

 慌てて周りに視線を這わせる。が、いるのは爆発の衝撃と音で腰を抜かした客やスタッフと、状況が把握できずきょろきょろしている美夏と明良だけである。

『分からないか? ヘリの中だ』

「ヘリの、中だって?」

 騒々しい音を響かせるヘリを見上げる。

 その内部に、顔はあまり判然としないが、和輝と同年代ほどの少年がいた。

「テメェ、一体……」

『この事件を仕組んだ者、と言えばさすがに理解できるか?』

 和輝の中で、何かが弾けた。

「テメェかぁアアアアアアあああああああああああああああああッ!!」

 氣を両足に収束、そして飛翔。和輝は十数メートルの距離を飛びヘリに殴りかかる。
その拳がヘリに届こうとした瞬間、

「!?」

 先程と同じ、見えない『何か』に拳が遮られる。
 
 そして、反動リバウンド

 突っ込む力をそのまま返された和輝は屋上に叩きつけられる。

「神代くん!」「和輝!」

 美夏と明良が和輝に駆け寄る。

『せっかちな奴だ。安心しろ、今回は小手調べ―――余興さ。次に会う時は、俺が直々に相手をしてやる』

 そう言い残して、ヘリはデパートから、和輝から去っていく。

「ま…て…よ…!」
 
 和輝はふらふらと手を伸ばす。

「待ちやがっ、ゲホッゲホッ!!」

 言葉は途中で咳へと変わる。

「あまり喋らないで神代くん! 酸素が不足して唇が青くなってる!」

「ちくしょうがぁあああああああああああああっ!!」




 美夏の忠告を無視した和輝の雄叫びが、しばらく屋上で続いた。






〜次話予告〜
まさに満身創痍なりながらも爆破事件を未然に防いだ英雄・神代和輝。この事件により、彼の意思は大きく揺れ動いた。これから自分はどうするべきか?その答えを見つけるべく、和輝はある場所へと足を運ぶ――。

えー、ソウルマスターKAZUKIの連載を始めて約4ヶ月になります。未だに誰の感想も評価もありませぬ。えうー。
気が向いたらでいいですから感想とかぜひ下さい。きっとそれが小説書く活力になりますので。











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