夕焼け紅葉
街が夕焼けに照らされて
恋しい色に染まる頃……
歩道橋の上から眺めた
恋色に広がるこの景色
西の空は
誰かを想う心の色
東の空は
想うからこそよぎる
不安の色……
「君はどんな気持ちで
この景色を見ていたの?」
同じ景色を見ていても……
同じ気持ちになんて
なれない
だけど
それでも……
僕は
君がいる幸せを夢見ていたいんだ……
恋色に染まった紅葉が
木枯らしに吹かれて揺らぐ頃……
不安の風にさらされて
……恋しい想いが
落ちた
枯れていく――
もう……戻ることなんてできない
消えていく――
恋しい想いも不安も
全部
君の心にはもう
この想いは届かないね
紅葉が色づいたことも
今では、遠い昔のこと……
分かってる――
悲しくても
いつか必ず
別れの時はやって来るんだね……
夕日はすぐに沈んで
紅葉はすぐに枯れる
……永遠なんてない
でもだからこそ……
誰かを愛することは
尊くて切なくて……
こんなにも
きれいなことなんだ――
同じ景色を見ていたって
同じ気持ちにはなれないけど……
でも
だからこそ僕は
君を愛した……
だからこそ
愛しいと思えた
悲しくてもいつか必ず
別れの時はやってくるから……
だから今、隣にいれる時だけは――
恋しい色だけを……
*ビッグバン*
その瞬間
光が……
明日へ向かう希望が生まれた――
その瞬間
影が……
迷い苦しむ心が生まれた
光と影が混ざりあう
この世界で……
僕らは何かを見つける為に……
生まれてきた
その瞬間
僕らの心は
音をたてて動き出した
迷いと苦しみの中にある
大切な『何か』と出会える日を信じて……
そして今も
それが何かさえ
分からないまま……
自分の意味さえ
見つけられないまま……
僕らの心は
音をたてて
走り続けている……
この世界に生まれた僕らは
沢山の影を見て……
沢山の闇を見て……
涙をこぼすこともあるだろう
何かを信じられなくなることもあるだろう
でももしも
この世界に生まれていなかったら
誰かと心から笑い合うことの嬉しさも
誰かを大切に想えるキモチも……
きっと
知らないままだった
僕らの心は
動き続けている……
不安の影の中にある
希望の星を探して
そしてやがて
出会える日がやってくるだろう
信じ愛しあえるモノに……
その日まで
僕らの心は走り続ける
これからも……
ずっと
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