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宛名のない手紙(メール)〜私の後悔〜
作:百合茶



忘れられない言葉と過去


あーちゃんからも長いメールがきた。
しかし、彼女のメールをここに載せる訳にはいかない。なにしろ、了承を得ていないのだから。(もちろんそういう事もあり、私の名前以外は皆仮名。)

あーちゃんからのメールで印象に残る言葉。
『おまえ、最低だな。おまえなら分かってくれると信じて、自分がいじめられて苦しかった事を打ち明けたのに、何聞いてたんだよ?やっぱり、人をいじめるようなヤツには届かないのかな?』
『正直、おまえの口からあんな話を聞かされてショックだった。でも、おまえが自分のやった事を後悔してくれて嬉しい。苦しんでほしい。とかじゃなくて…分かってほしい。いじめられる側の事も。』
そして、最後にあーちゃんは言い放った。
『おまえがアコと一緒にGをハメた事、一生忘れんから。こんなんだったら、まだGの方がマシだよ。』

心臓を杭で貫かれたようだった。涙がだらだら流れた。苦しかった。私はGをハメる事で、大事な親友まで傷つけていた…。

あーちゃんが中学校時代、いじめられていた話は去年のちょうど今頃、バス停近くのクリーニング屋で、店前の段差に並んで座って聞いていた。
『分かるよ。私も昔、いじめられた事あるから…。』
なんて言って、私の過去も少し話した。
でも、結局なにも分かっていなかったんだ。

私が小学校最後の1年を過ごした学校は、地元意識の強い、馴染みにくい所だった。隣町なのに、方言を頻繁に使う田舎の学校で、まるで話が通じなかった。前の学校とは正反対な、無口な子を演じていると、すれちがう度に馬鹿にされるようになった。田舎者に田舎者扱いされる事ほど腹の立つ事はない。
元々、いじめっ子だった事で、十分口が悪かったのでエスカレートする事はなかったのだが、私は過去にそれ以上の事をしてきたのだ。












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