手品師のオッサン
公園を歩いていたら、オッサンが手品をやっていた。ギャラリーは私を含めて3人。知らないじいさんとばあさんだ。
興味をひかれて手品師のオッサンを見たら「一世一代の大技です」と。
「これからあるものを、手を触れることなく出現させます」
オッサンは、なにやら真剣な顔で目をつぶり「はいっ!」と叫んでかぶっていたシルクハットを取る。その頭には、パンティーがかぶさっていた。
「おおっ!」と隣で驚く声。私はオッサンに叫ぶ。
「このクソジジイーッ!盗んだ下着返せよっ!」
「ぅゎぁ…そこ、知りたくなかった…」
どーゆー意味だ!




