第8話
空は青く、太陽の光が注がれて暖かい。今日は休日で、学校に行く必要がない。コナンは、博士の家にいた。
「はい、コーヒー。」
哀は、テーブルにコップを置きながら言った。
「サンキュー、灰原。」
コナンは、小説を読みながら哀にお礼を言った。奈月は、椅子に座って雑誌を読んでいる。博士は、椅子に座ってパソコンをしていた。その時…、
…ピンポーン…
博士の家のチャイムが鳴った。
「誰じゃ?」
博士は、パソコンを為るのを止めて言った。哀は玄関に向かい、そして、玄関のドアを開けた。
「ハァーイ、哀ちゃん。」
ドアを開けたら、ジョディが立っていた。
「ジョディ先生、どうしたの?」
「ちょっと話があってね…、中に入っても良い?」
ジョディが笑顔で哀に尋ねた。
「ええ…。」
哀はそう言い、ジョディを家の中に招き入れた。
「ジョディ先生、何かあったの?」
コナンは、小説を読むのを止めて尋ねた。
「ちょっと、見てもらいたい物があるの。」
ジョディはそう言い、ポケットから写真を出した。
「これよ。」
ジョディはそう言い、コナンに写真を渡した。
「結構、古い写真だね。」
コナンは、手渡された写真を見て言った。
「でも、この写真が何かあるの?」
コナンは、写真を見ながらジョディに尋ねた。
「見てもらいたいのは、写真に写ってる人物よ。」
ジョディは、コナンにそう言った。コナンは、その写真を真剣に見た。
「…この真ん中に写ってる人って、宮野厚司じゃない。」
「え?」
哀は、その言葉に驚いた。
「そうよ。真ん中に写ってる人物は、宮野厚司よ。」
ジョディは、腕を組みながら言った。
「本当なの?」
哀が写真を覗きながらコナンに尋ねた。
「ああ…、あの時の死体に顔が似てるからな。」
「でも、どうしてジョディ先生がこんな写真を持ってるの?」
哀は、今度はジョディに尋ねた。
「赤井君が見つけて来たのよ。」
「何処で見つけて来たの?この写真。」
コナンがジョディに尋ねた。
「さぁ、それは分からないわ。」
「それで、FBIはこの人達に写真を見せて、何を聞き出そうとしているの?」
奈月が雑誌を読むのを止めて、コナン達に近付きながらジョディに尋ねた。
「コナン君達に聞きたかったのは、写真に写ってる他の人物の事よ。」
「他の人?」
コナンはそう言い、その写真をもう一度見た。
「宮野厚司の横に居る女の人、灰原の母親かもしれねぇな。」
コナンは、写真を見ながら言った。
「え?」
哀は、少し驚いた。
「本当なのかね?」
博士がコナンに尋ねた。
「ああ…。この二人、結婚指輪をしてるみたいだからな。」
コナンは、哀や博士や奈月やジョディに見える様に写真を見せた。
「本当じゃ…。」
「じゃあ、その人がお母さんなのね。」
哀は、写真を見ながら言った。
「多分な…。」
「でも、他の人物は誰なのかしら?」
ジョディが写真を見ながら考えた。 |