第41話
パーティー会場には、客達は居なく為っていた。コナン、哀、奈月、歩美、光彦、元太達はエレベーターホールに居た。
「エレベーター、全然動きません。」
光彦がエレベーターのボタンを押しながら言った。
「(爆弾を仕掛けたのは奴等だ。しかし、何の為だ…。)」
コナンが心の中で考えた。
「コナン君、どうしたの?」
歩美が心配そうに尋ねた。
「いや、何でもねぇよ。とにかく、早く此処から出るぞ。」コナンが歩美達に言った。
「でも、エレベーター動きませんよ。」
光彦がコナンに言った。
「停電したって事は、電気室も爆発してるからエレベーターは動かない筈よ。」
奈月が冷静に言った。
「階段で降りた方が良いわね。」
哀がコナンの方を見て言った。
「そうだな…。先ずは、階段を探すぞ。」
コナンは、哀達にそう言った。
赤井は、自分が運転する愛車のシボレーで夜の東京を走っていた。赤井のシボレーの前を、前川が運転する車が走っている。杯戸シティホールからは、段々離れて行く。
「階段、ありましたよ。」
光彦が階段を見付けて大きな声で言った。その声にコナン、歩美、奈月、哀、元太が光彦が居る場所に来た。
「じゃあ、これで1階まで降りれるね。」
歩美が笑顔で言った。
「早く行こうぜ。」
元太はそう言った。歩美、元太、光彦、奈月は階段を降り始めた。
「ねぇ、この爆発ってまさか…彼等?」
哀が階段を降りようとするコナンに尋ねた。
「ああ…、たぶんな。けど、何で奴等がこのホールを爆発させたのかが分からねぇ。」
コナンは、階段を降りながら言った。
「このホールに来ていた誰かを殺そうとしたんじゃないの?」
哀が階段を降りながらコナンに尋ねた。
「そうだったら、爆弾の数が少な過ぎる。誰かを殺すなら、爆弾の数はもっと多い筈だ。」
「じゃあ、何の為に爆発させたの?」
哀が冷静にコナンに尋ねた。
「もしかしたら、別の狙いがあるかもしれねぇな…。」
コナンが考えながら言った。
「そういえば、赤井君の姿が見えんが…。」
ジェイムズが辺りを見回しながら言った。
「秀一なら、急用ができたって言って何処かへ行きました。」
ジェイムズの横に居たジョディがそう言った。
「急用って、何だね?」
「さぁ、聞く前に何処かへ行ってしまったから分かりません。」
ジョディがさらりと言った。
コナン、哀、奈月、元太、光彦、歩美達は階段降りて1階に居た。
「出口はこっちだな。」
コナンは、哀達に言った。コナン、哀、歩美、光彦、元太はホールの出口に向かい始めた。同時刻、杯戸シティホールから数キロ離れた所にある使われなく為った倉庫が沢山ある所に赤井は来ていた。前川を追って、赤井は此処に来た。赤井はシボレーから降り、前川の止めてある車の近くの倉庫に入った。 |