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黒い罠
作:紅佐洲仮



第32話


翌日、奈月は学校に行き始めた。
帝丹小学校…1年B組では、歩美と光彦と元太が奈月が学校に来た事に喜んでいた。コナンと哀は、歩美達から少し離れた所に居る。
「それで昨日、彼女から話を聞いたの?」
哀は、横にコナンに尋ねた。
「ああ…。あいつが様子がおかしかったのは金城先生が原因だったみたいだ。」
「でも、どうしてその人が帝丹小学校に?」
哀がコナンに尋ねた。
「阪井に会う為と、奴等を裏切る為だ。」
「ちょっと待って、金城先生は彼等を裏切ろうとしてたの?どうして?」
「さぁな。何故、奴等を裏切ろうとしたかは聞いてない。」コナンは、歩美達の居る方を見ながら言った。
「え?彼女に聞いてないの?」
「ああ…。あいつに言ったんだ。何かあったら相談しろよ、俺達は味方だからなってな。」
コナンは、さらりと言った。
「そう…。まぁ、良かったわね。彼女が元気になって…。」
「ああ…。」
コナンは、優しい声で言った。









「え?パーティー?」
蘭は、声を上げて言った。
「今度の日曜日なんだけど…そのパーティー、一緒に行かない?」
蘭の親友の鈴木園子が蘭に尋ねた。
「でも、どうして私に?」
「本当はパパが行く筈だったんだけど、パパが仕事で行けなくなかったから私が行く事になったんだけど…、私一人じゃ詰まらないから、蘭を誘うとしたの。それに、おじさま有名だしね。」
園子がウインクをしながら言った。
「私は良いけど…、お父さんに聞いてみないと。」
蘭は、園子に言った。









「先生、さようなら。」
放課後になり、1年B組は小林先生に挨拶をして教室から出て行く。
「あ、阪井さん。」
小林は、教室から出ようとしている奈月を止めた。
「はい。何ですか?」
奈月は教室から出るのを止めて、小林に尋ねた。コナン達も教室から出るのを止めた。
「これを貴方に渡してくれって。」
小林が奈月に近づいて手紙を渡した。
「何ですか、それ?」
光彦が近づいて来て尋ねた。
「手紙だね。」
歩美が近づいて来て言った。
「ねぇ小林先生、この手紙誰からの?」
コナンが小林に近づいて尋ねた。
「金城先生からよ。」
「(え?シルフィアから…。)」
奈月は、手紙を見ながら驚いた。












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