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黒い罠
作:紅佐洲仮



第30話


帝丹小学校1年B組では、生徒達が元気良く学校に来ている。ある生徒を除いては……、
「今日も阪井さんは風邪で休みです。風邪が流行っているので、手洗いうがいはちゃんとやりましょうね。」
入院していた小林先生が退院して、学校に復帰した。
「はーーい。」
生徒達が元気良く言った。
「阪井さん、五日も休んでるなんて心配だね。」
歩美が心配そうに言った。
「最近、元気もなかったですしね。」
光彦も心配そうに言った。
「ねぇ、工藤君。貴方、彼女が元気がない理由を知ってるんでしょ?」
哀は、横に居るコナンに尋ねた。
「この前言った言葉、あいつに言ってくれたか?」
コナンが哀に尋ねた。
「貴方が帰る時に、言った言葉ならちゃんと伝えたわよ。彼女外にも出ないし、ご飯も余り食べてないのよ。博士だって心配してるのよ。」
哀が少々怒りながら言った。
「学校の帰りに、博士の家に寄って良いか?」
コナンが哀の方を見て尋ねた。









「それで、その学校の先生が彼等の仲間だったのかね?」
ジェイムズが横に居る赤井に尋ねた。
「ああ…。」
赤井は素っ気なく答えた。
「しかし、何故殺されたんだ…。」
ジェイムズが腕を組みながら言った。
「………………。」
赤井は黙って、何かを考え始めた。









博士は椅子に座って、パソコンをしている。
「(奈月君…大丈夫かの?)」
博士は、奈月の事が心配でパソコンに集中が出来ない。
「ただいま…。」
哀が玄関のドアを開けながら言った。
「お帰り、哀君。」
博士が椅子から立ち上がって言った。
「よぉ、博士。」
哀の後ろから、コナンが博士に言った。
「新一君も一緒か…。」
博士がコナンにそう言った。
「阪井、居るか?」
コナンは、博士に尋ねた。
「ああ、部屋に居るはずじゃ。」
「そうか…。」
コナンはそう言い、奈月の居る部屋に向かってた。部屋の前に着くと、足を止めた。
「阪井、話がある。ちょっと、出て来てくれないか?」
コナンは、部屋に居る阪井に尋ねた。
「…なに?」
静かにドアが開いて、奈月が出て来た。
「話があるから、外に来てくれ。」
コナンはそう言い、玄関に向かって歩き出した。












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