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黒い罠
作:紅佐洲仮



第15話


最近、天気が良い。雨が降らず、過ごしやすい天気だ。コナンは、ランドセルを背負いながら何時もの道を歩いている。その時…、
「あ、コナン君。」
背後から聞き覚えのある声が聞こえて来た。コナンは立ち止まり、後ろを振り返った。
「よぉ、オメーら。」
コナンは、そう言った。歩美と元太と光彦がコナンに近付いて来た。
「おはよう、コナン君。」
歩美が最初にコナンに挨拶した。
「おはようございます。」
「よぉ、コナン。」
続けて光彦と元太が挨拶した。コナンと歩美と光彦と元太は学校に行く為歩き始めた。
「小林先生、入院したみたいですよ。」
歩きながら光彦がコナン達に言った。
「本当かよ、光彦?」
「どうして、入院したの?」
元太と歩美が光彦に尋ねた。
「階段から落ちて、骨折したみたいですよ。」
光彦は、コナン達に伝えた。
「じゃあ、小林先生が来なかったら授業どうなるのかな?」
歩美が疑問に思いながら言った。
「さぁ、分かりませんね。」
光彦が歩美の質問に答えた。
「………………。」
コナンは黙って、歩いていた。帝丹小学校が目の前に見えて来た。



「哀ちゃん、阪井さん、おはよう。」
教室のドアを開けて、歩美が哀と奈月の姿を確認すると二人に近付いた。
「おはよう、吉田さん。」
哀は、近付いて来た歩美に言った。その後に、光彦と元太とコナンが哀と奈月に近付いて来た。
「おはようございます、灰原さん、阪井さん。」
光彦が哀と奈月に挨拶した。
「ええ…。」
哀がそう言った。
「………………。」
奈月は黙って、窓から外を見ていた。
「小林先生入院したみたいだよ。」
歩美は、光彦から聞いた事を哀に言った。
「そうなの…。」
哀が静かに言った。その時、学校のチャイムが鳴った。
「お前ら、席につけよ。」
コナンが机にランドセルを置きながら言った。
「はーーい。」元太、光彦、歩美はそう言い、席に付いた。
「………………。」
哀は黙って、奈月の方を見た。奈月はずっと窓から外を見ていた。チャイムが鳴り終わってから、教室のドアが開いて教頭先生と見知らぬ男が入って来た。
「えーと、小林先生が骨折の為、入院しました。」
教頭先生が教壇に立って生徒達に言った。
「そこで、小林先生が入院している間、金城先生に授業をしてもらう事になった。」
「金城です、よろしくお願いします。」
教頭先生の横にいた金城が挨拶した。
「じゃあ、金城先生よろしくお願いします。」
教頭先生はそう言い、教室から出て行った。
「まず、出席を取りますので、名前を呼ばれたら返事をして下さい。」
金城は、生徒達にそう言った。












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