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殺伐とした日常へ
作:悠凛



FILE1〈登れない梯子〉


  バカ女の幸せ

恋に堕ちられない不幸は幸いだと思う様になり始めたころに

無くしてしまった物はたくさんで

思い出にすがって生きているのが精一杯の自分が可哀想で

逃げるだけの日々の繰り返し


でも

思い出は鮮明さを日々なくし

悲しみは

演技やステイタスに変わった


あの頃の胸の痛みが消えてしまえば自分は

ただのバカな女

そぅ思うとやりきれないいい

   記憶の削除


 拭ってしまいたい

 何もかも

 何もかも

 記憶のすべてまで

 楽になれるだろか?

 それでも私は苦悩する のだろか?


   貧しい心


混沌や殺伐が当たり前の日常を繰り返しているうちに

綺麗なものから徐々に消え
失ったことにもすぐには気づけない

確信犯ではない
ただ心が寂しいので裏切られる前に裏切ってしまう

本当の優しさが分からない
いつからだろうか貧しさに気付けない盲目な毎日を繰り返しだしたのは

もぅ一度誰かを愛おしく微笑みたいい


 過ちは消えない罪



浅はかに欲求を満たすという行為は悲しみへの最短距離


あんまり近かったから悲しいことにもしばらく気付けなかったよ


過ちを過ちで拭い

悲しみを悲しみで紛らわす

寂しがり屋な癖に同情は嫌い


雑音なんて要らない

ただ

温もりが


   恋愛ごっこ


  遊びでもない


 でも純愛とも到底呼  べない


  だから恋愛ごっこ


    虚無


  何が私を掬う
  何が私を微睡わす


  恐怖は消え

  残るは

  見えるは穴の空いた
  人形

  声が出せない

  出しているのに届か  ないのか?

  私は何?

  心が無いのなら

  すべてを白に.....















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