やがて俺が寄り添うまでの日毎

「侘来 実（わびらい みのる）」それが俺の名前。
　学校ではぼっちを極めている、自分の性格が原因なのは分かっているが、そんなもの変えられるはずないし、変える気もない。ついでに言うと変える必要も無いと思っている。
　というような捻くれ思考のおかげでこれまでに居た友達の数は片手で十分に数えられる。
　そして孤独生活を満喫していたある日、一人の少女と出会う、名は……分からない、だって聞くの忘れたんだよ。
　そいつは俺にアニメのような体験をさせて欲しいと言ってくる。

　どうしたものか。