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番外編2 古来種の××××

伏字番外編シリーズ第2弾。

何しろタイトルの時点で大地人じゃねえと言う無法っぷり。

ある日突然この話だけ欠番してたらお察しください。


と言うわけでお送りするのはとある古来種の物語。

テーマは「ある意味ではヤマトならではの出来事」

それでは、どうぞ。


彼女がいつ生まれたのかは、彼女自身にも良く分からなかった。


大地人の両親から生まれたような気もするし、神代の頃から存在していた気もする。

だが、とにかく物心がついたときには、彼女は既に騎士団にいた。


イズモ騎士団。


彼女と同じ、“特別な存在”が集う騎士団。

その中で彼女は育てられ、やがて一員と認められた。


騎士団に所属する騎士はみな、他には無い特別な存在だった。

みなが自分だけのクラスを持ち、みなが一様にあらゆる限界を越えたLv100。

そしてみなが他には無い特殊な能力を有していた。

それは彼女も例外ではなく、彼女には彼女だけの能力が3つあった。


1つは、加護。

神に愛された彼女の肉体は、あらゆる悪しき力を受けつけず、

疲れも知らず、眠りも食事も必要としなかった。


もう1つは、転移。

彼女はヤマト中のあらゆるところに瞬時に移動できた。


そして、最後の1つ。彼女の最大の能力。それは…歌。

彼女は神代の昔の歌から、吟遊詩人に伝わる戦歌まで。

あらゆる歌を秘伝の精度で歌う事が出来た。

歌以外の、武器や魔法の扱いは一切身につけることが出来なかったが、

それを補って余りある力だった。


そして、やがて正式に騎士団の一員となった彼女は、

騎士団の命を受けてヤマトの秩序を維持する旅に出た。

自慢のエメラルド色の髪を二つに結わえ、彼女のためだけに用意された装束を纏って。


ヤマト中を放浪し、ヤマトを見守る“永遠の歌姫”


それが、イズモ騎士団にただ1人の〈電子歌姫〉であった彼女が

100年前に与えられた任務だった。


『番外編2 古来種の××××』



~♪


彼女はいつも歌いながら旅をしていた。

放浪しながら目にするヤマトの風景は美しく、

それを見ながら彼女はけして嗄れぬ歌声で歌い続けていた。


供も仲間もいない放浪の旅。


だが、彼女は1人になることはなかった。


「…ほんとだ。まんまだ。まんますぎる」

「マジでやっちゃったのか…フシミェ…」

「世界観とか、なぁ…まあ、フシミらしいっちゃらしいけど」

「最近流行ってたもんなぁ…あ、歌姫さん、一曲お願いします」


彼女の行く先には、いつも冒険者がいた。

気まぐれに、気の向くままに転移しても、いつも3日もすれば冒険者に出会った。

そして一度見つかると、すぐにあちこちから冒険者がやってきて、

彼女の歌を聴きたがった。


~♪


「やっぱこの曲だよな」

「有名だしな」

「俺も動画サイトで見た」

「へぇ…結構いいじゃん」


彼女はいつも、その求めに快く応じ、ヤマトの大地に彼女の歌声が響き渡った。



「すみません。貴女様はもしや…永遠の歌姫では?」

まだ若い旅の吟遊詩人に頷きで答えながら、

珍しいこともあるものだと彼女は思った。

「おお!まさか出会える日が来るとは…

 やはり旅に出て正解だった!」

そう、目の前の若い吟遊詩人は大地人なのだ。

古来種とは、大地人と生まれを共にしながらも、明らかに異質な存在だ。

古来種は俗世…すなわち大地人の社会のことなど気にしないものだし、

大地人の方でも古来種は敬して遠ざけるもの。

両者はある意味では冒険者以上に遠い存在。

故に彼女を大地人が見かけても話しかけてくることは稀で、

大抵は彼女を見かけても話しかけてはこないし、

下手をすれば逃げる。

そういうものなのだ。

だからこそ珍しかった。

こうして大地人が話しかけてくることは。

「すみません。永遠の歌姫よ!

 是非とも私めに一曲、貴女の歌をお聞かせ願います!」

とはいえ、歌を求められたらそれが冒険者でも大地人でも関係ない。


~♪


「おお!これが永遠の歌姫の…なんと、素晴らしい…」


若い吟遊詩人の求めに応じて、彼女の歌声が遠い空まで響き渡った。




普段は放浪の旅をしている彼女だが、時折、イズモ騎士団の命を受けることがあった。

大抵それは年単位の任務で、その間、彼女は旅をせず、一箇所に留まり、歌を歌った。


比較的最近の任務は3年ほど続いた任務で、

イズモにある冥府へと通じる坂を封じる岩の前で歌い続けるものだった。


「おう、ここだここ!」

「ようやく辿りついたっすね」

「亡霊の村でちと手間取ったからな。第3シナリオも嫌がらせみたいな難易度だったし」

「やっぱ造詣良いよなあ…二次元マジ至高の存在」

「この場合一応三次元じゃね?」

「ほら、団長、さっさと行こうぜ!

 あたしの炎で〈黄泉醜女〉ごとき焼き払ってやるぜ!」

90人の大所帯を引き連れた大部隊。

その先頭に立つ男が、紋章の刻まれたペンダントを掲げる。


「ほらよ!〈冥府探索許可証〉だ!さっさと通せ!」


掲げられた紋章が本物…イズモ騎士団が試練を乗り越えた真の強者にのみ

与えるものであることを確認し、彼女は歌う。


~♪


歌の魔力により岩が動き、冥府へと繋がる暗い暗い闇に覆われた坂が広がる。

漏れ出す瘴気は並の大地人ならば即気絶…否、死んでもおかしくないほど。


「よっしゃ!野郎ばかども!気合入れろ!

 〈D.D.D.〉なんぞに負けてる場合じゃねえ!」


その瘴気をものともせず、彼らは冥府の坂を転がり落ちるように駆け込んでいく。

96人の大軍勢で。


彼らが黄泉の住人…Lv90もの力を持つ怪物の群れに襲われるのを見ながら、

再び冥府への坂を封印する。

こうなると、もはや出る方法はただ一つ。

全ての死者の力を減ずる、冥府の女王の魔除けを盗んでくるだけ。

正直あの冒険者の軍勢であっても8割がた失敗し、全滅するであろう絶望的な任務。

だが、そんなこと、彼女はまったく気にしなかった。


なぜなら僅か3日後。


「案の定1発目は全滅だったね」

「まあな。結局1発目で突破したのは最初だけだったな」

「アイギアで2回,砂漠のピラミッドでも2回…まあまあだよな」

「まあまあじゃダメだろ。凶皇は1回ぽっきりで倒されたら

 2度と出ねえって話だからな」

「つまり1位じゃねえと意味がねえつうわけだ、頼りにしてるぜ百人斬り!」

「……」

「へえ。意外だね、あんたもコイツの歌、聞いたことがある…って小学生の頃!?」

「お前リアル年齢幾つだよって話だな。姉御なんて今年で…うおお!?あっちー!?」

「レディの年ばらそうとするとか何考えてんだお前」


そう、彼らは戻ってくる。全滅しても大神殿で復活して。


それから、その黒い鎧の男に率いられた一団は2度やってきて、

3度目で魔除けを手に入れたのか姿を見せなくなった。


「ふう、やっとついた。僕らは何番目なんだろうねナズナ?

 あ、歌姫さん、通行証です」


と言っても別の冒険者の軍勢がすぐに幾らでもやってきたのだが。

結局その任務は3年後、フォーランドに居た凶皇と呼ばれた

アルヴの死霊王が倒されるまで続き、ヤマトに平和が戻るのを確認して、

彼女は再び旅立った。



またあるとき、彼女は気まぐれで一つの場所にとどまった。

それは、大地人どころか冒険者でも入るのが難しい、霊峰の頂だったが、

どんな魔物にも傷つけられることのない彼女には、関係なかった。

その場所は、夜になると満天の星空が広がる場所で、

それを見ていたら1つの歌を思いついたので、それを歌っていた。


~♪


彼女が生み出した、新たな歌。

古来種たる彼女が産んだそれは吟遊詩人が歌えば極めて強力な戦歌になった。

無論求められればそれを教えるのを惜しむつもりは無いが、

余りに星空が見事だったので、しばらくはその空を眺めていたい、

そう考え、彼女はずっと霊峰の頂にいた。

それに…


「イエー!踏破成功だぜ!」

「ったく、幾ら追加の特殊スキルのためとはいえ、ダンジョン突破して

 ここまで来いってのも嫌がらせみたいなもんよね」

「ま、たまにはこういうのも良いもんさ。

 アタシも一応はエアロと同じ音楽系だしね。吟遊じゃなくて施療神官だけど」

「すみません。ミフネにベイダー、それにリプリーさんや

 ウーピーさんまで付き合って貰っちゃって」

「気にするなよ、リーダー!世の中ギブアンドテイク。

 前に刀買う金稼ぐの手伝ってもらったんだから、これくらい当たり前だ」

「うむ。セガールがいなくては私とてあのゴーレムを倒して

 フォースの導きを得られなかっただろう。その点では感謝している。

 それにエアロも我らの同志。ならば手伝うのが筋だろう」

「みんな本当にあんがとな。さてと…歌姫さん、

 俺に〈星雲のガンパレードマーチ〉を教えてくれ!頼む!」


こうして5日に一度位は危険な道を乗り越えて冒険者の吟遊詩人が

歌を習いにやってくる。

もちろん、求められれば断りはしない。

早速新たに作った歌を教えるために、それを歌う。


~♪


「…噂には聞いてたけど、まんまアレの歌よね。3分間限定な感じの」

「あ、僕も小さい頃見てましたよ。確か…タイガーとダイヤ…だったかな?」

「え?今そんな名前なの?アタシが知ってるのと全然違うわ」

「私も大概だけど、ウーピーも元ネタが古いもんね」

「ほっとけ!お互い年の話はしたくない年頃でしょ!?この4は認めない派が!」

「ステイツでは余り聞かないな。やっぱステイツではマーヴルかレンジャーだよ」

「私はもちろん宇宙刑事派だ…そう言えば随分前に映画にもなったな」

「ああ、日本のレンジャーと宇宙刑事が戦う奴だろ?」


歌を覚えるために必死となってる吟遊詩人以外は、色々と話しながらだったが、

それでも歌を歌うのは楽しく、気にならなかった。


「イエー!習得完了!」

「あ、そうだ。折角だから色んな歌聞かせて貰わない?」

「え、そんなことできんの?」

「ああ、できますよ。大抵の歌は歌えるらしいですから」

「そうか、ではまずは私のテーマを…」

「いや、アレ歌詞無いから」


大抵の冒険者は歌を覚えるとさっさと立ち去るのだが、

彼らはそれからもしばらく残り、彼女に色々な歌をせがんだ。


~♪


その頼みに彼女は快く応じ、星空の下、歌声が響き渡った。



そんな彼女にも等しくそれは降りかかった。


―――二度と、イズモ騎士団には戻ってきてはならない。


突如、彼女に伝えられた指令。

その言葉を最後にイズモ騎士団からの連絡が途絶えた。

大災害の、始まりだった。


何かあったのだろうか。

だが、命令を無視するわけにもいかない。

そして彼女は旅を続けた、100年間続けてきたように…だが。


~♪


最初の1ヶ月は何も変わらなかった。

彼女はいつものように歌を歌い、それは誰に聞かれることも無く

空と大地に吸い込まれていった。


…♪


2ヶ月目、徐々に変化が現れた。

彼女の歌は途切れ始め、景色を見ようとしなくなっていった。


……


そして3ヶ月目。彼女は歌うのを、やめた。

気づいてしまったのだ。100年間気づかなかった真実に、この3ヶ月で。


…彼女は、歌うのが好きなのではない。

『誰かに、歌を聞いてもらうこと』が、好きだったのだ。


そして、冒険者が彼女の前に現れ無くなって3ヶ月。

誰も聞くもののいない歌は、余りにも虚しい。

そう気づいたら、幾らでも歌えたはずの衰えを知らぬ喉が、

さえずるのをやめてしまった。

あれだけ楽しかった放浪の旅が、色あせて見えた。

かくて騎士団にも帰れない彼女は、ただ歩くようになった。

それは旅ではなく、ただの徘徊だった。



彼女の徘徊が始まって1ヶ月ほどたった頃。


「うわ!?」


彼女は、冒険者に出会った。

黒髪の青年で、格闘家。

どこかで昔あったような気もする。


「…え?もしかして、永遠の歌姫?」


じっくりと眺めるまで、青年は気づかなかったらしい。

無理も無い話だった。

歌うのをやめた彼女は、彷徨う亡者に等しい存在だった。


「えっと、歌わないんですか?」


そう、青年に言われ、歌おうとする。


……


歌が、出てこなかった。

たった一ヶ月歌わなかっただけで喉が錆付いた。

それに更なる絶望を感じ、彼女は泣き出した。


「えうわ!?な、なんで…あ、そうか」


泣き出した彼女に、青年は思い出した。

彼女に歌を頼むときの作法を。


「これ、言わないとですよね…“歌姫さん、一曲お願いします”」


~♪!


再び、彼女の喉から歌があふれ出した。

久しぶりの、歌…誰かに聞いてもらう、歌。

それが嬉しくて、彼女は泣きながら歌った、大きな声で。

泣きながら歌ったのなんて初めてだったせいだろうか。

しばし歌った後…


「…うわ!?しまった、すみません!歌姫さん、お鍋が焦げちゃうんでこれで!」

青年が立ち去ろうとしたとき、彼女はとっさに青年の服の袖を掴んだ。

彼女は恐れた。

もし、このまま去られてしまったら、また…


……


青年と彼女はしばしみつめあう。そして。

「…そうだ。もしよければ、一緒に来ませんか。

 みんな、歌を聞きたがると思うんです」

彼女は旅に出て初めて、冒険者の誘いに乗って一緒に向かった。



「…え、永遠の歌姫っすか!?この人が!?」

大地人の吟遊詩人が目を見開いて、彼女を指差して、言った。

青年に誘われ、訪れた先にいたのは、6人の冒険者と、1人の大地人。

彼らは、彼女を温かく迎え入れた。


「そうそう、懐かしいなあ。歌習いに行ったんだよな!フジの山頂まで!」

「ああ、アレは大変だった…結局あのテーマはハミングだったんだよなあ」

「懐かしいわねぇ…ちょうど、あのときと同じメンバーの時に会うなんて」

「神様の采配ってやつかもね」

「ヤマト中のどこかにいるとしか分からないから、

 攻略サイトも目撃情報もなしで会うのは天文学的な難易度だろうしな」


「師匠が大昔に会ったっての嘘じゃなかったんだとか、

 つーかフジの山頂踏破とか何やってんだとか、

 色々突っ込みたい所はあるけど、もういいっす」


大地人の吟遊詩人が諦めるように言う。


それから。


彼女は一晩中彼らに付き合い、歌い続けた。

3ヶ月分の孤独を癒すように。


そして翌朝。


「僕たちはまた旅立たなきゃ行けないんですけど…

 もし良かったら、アキバに遊びに来てください。

 丁度来月、大きなお祭りがあって、そこでは音楽のお祭りもやるらしいですから」


そんな言葉を残して彼女と彼らは別れた。


~♪


自然とまた彼女は歌いだしていて、旅を続けられるようになった。



1ヵ月後。

彼女は初めて、騎士団の指示でもただの気まぐれでもなく目的地を定め、

そこへと転移し…戸惑った。


立ったのは、煌びやかな精霊が産む光が舞う舞台。

目の前にいるのは数千もの大観衆。

そこにはあらゆる種族が、冒険者も大地人も関係なく存在し、

一様に驚いた顔をして彼女を見つめている。


「―――おおっと!天は我らを見放して無かった!」


それで生まれた沈黙を大きな声が破った。

金色に輝く怪しい衣装を纏った男が、言葉を紡ぐ。


「冒険者部門はゆみるちゃんなのに大地人部門はジジイかよ!?

 そんな声に答え、大地人最強の歌姫が大☆乱☆入!

 そう、皆様ご存知、永遠の歌姫の登場だ!」


その言葉に対する反応は2種類。

冒険者は大いに盛り上がり、大地人は困惑する。


「さあ!まずは一曲歌っていただきましょう!

 曲はもちろん、彼女の持ち歌No1人気のあの曲!

 それでは…一曲お願いします!」


~♪!


歌が、飛び出した!

その歌に、皆が大いに湧き、一様に歓声を上げる。


その様子に彼女は思う、今、このときこそ、生まれて一番嬉しいときだと。

…ほんの数十秒間だけ。


~♪

~♪!?


音が、重ねられる。

素晴らしいリュートの音色が、歌を彩る。

思わず歌いながら、そちらを見る。

リュートを演奏する、老いた吟遊詩人を。

吟遊詩人は、笑顔で頷きながら、言う。


「覚えておいででしょうか。貴女に歌をせがんだ、身の程知らずの吟遊詩人を。

 あれから、またいつお会いできても良いよう、修練を重ねました。

 …60年も掛かるとは思いませんでしたがの」


~♪

~♪!!??

~♪


歌が、重ねられる。

綺麗な歌声が重なり合い、更に美しく響く。

思わず歌いながら、そちらを見る。

きらびやかな衣装に身を包んだ、冒険者の少女を。

少女は、間奏に入ったその隙に、小さな声で彼女に言う。


「お久しぶりです…って分からないですよね。

 子供の頃、貴女の歌はよく聞いていました。

 まさかこうして、一緒に歌える日が来るとは思いませんでしたけど」


そう、今こそが夢の一夜。

彼女は幸せの絶頂にいた。


…まるで、とけてしまいそうなほど、素晴らしい時間だった。



~♪


そして彼女は再び旅立った。

音楽フェスティバルの優勝商品の中からただ1つ、

真新しいリボンだけを受け取って。


~♪


彼女は歌う。あの素晴らしい時間を思い出しながら。


~♪


来年、またこの音楽フェスティバルで会おう。

そんな、わくわくするような約束を胸に抱えて。

本日はここまで、何故に伏字なのかは、お察しください。


ちなみに大災害の発生は2018年5月であると考えています。

よって彼らの様々な基準もその辺りに焦点があっています。

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