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謎解きに入ります
中学生雨宮祐一の事件日記2
作:神宮寺 カシム



第8話決戦


夜になった。剣次達に協力してもらってさっきのところまで行った。アレ?おかしいな。まだ一番奥に行ってないのに木の床がある。あ、そうか満潮の影響だ。満潮の影響で水が入ってきて木の床が浮かんできたんだ。
「予想通りだな。多分、この水が最大まできたとき宝が見つかるハズだ。」
典が言った。
「やっぱりオレって名探偵かも」
典が調子に乗って続けて言った。まったくこんな自信過剰なところが無ければ・・・・
「ご苦労だったな。」
後ろから声が聞こえた。
「え?」
オレは振り向いた。そこにはえ〜と誰だっけ。肩に怪我をした人
「誰でしたっけ?」
その人に聞く
「田中 六郎だ」
そういえばそんな人いたな。田中さんは拳銃を出す。な!どういう・・・・ことだ。
「やっぱりアナタがあの事件の犯人だったか」
何の話ですか?
「ふ、何故分かった。」
「あなたとすれ違った時服の破れているところを見た。何故か焦げていた。拳銃を射つとき銃口からかなりの熱が出る。離れてるところから撃ったらそんな焼け跡は残らない。つまりそこから考えて密着した状態から撃ったと考えられる。」
「それがどうしたんだ?何の証拠になる。」
「簡単です。犯人はそれまでターゲットにバレ無いようにしてました。なのにアンタの時は迂濶にも近づいていて発砲更に外している。これじゃつじつまがあわない。だけどこう考えばつぢつまが合う。自分自身で撃ったのだと」
「何のために私がそんな事をする必要があるのだ。説明して欲しいな。」
「被害者になるためです。被害者になればまず自分は疑われません」
なるほどな
「やってくれるな。」
「認めるんですね」
「ああ」
「何であんな事をしたんです?」
「亀岡がゆすってきたからだ。」
亀岡って確かフリーライターの人だな。「それに便乗し熊谷と織田まで」
「何を揺すられていたんだ。」
オレが言った。
「ふ、ここの金塊の調査に会社の金を横領してたんだ。それをどこから聞き付けたか知らんが亀岡が・・・・」
自業自得じゃないか
「何故馬山さんを!」
「ふ、誰でもよかったんだ。怪我をさせれば完全に無差別殺人と思わせることもできるしな」
!・・・・コイツ!オレは強く歯を喰い縛る。
「尾崎は運が悪かった。簡単に罪を被らせることが出来たよ。拳銃さえ握らせておけば自殺に見えるだろ。自分の罪を悔いての自殺に」
握った拳に力が入る。
「しかし私はついてるよ。偶然とはいえ金塊のありかに招待してもらえるなんて。」
今のでカチンときた。
「さようならだ。」
田中が言った。
「T-02ですよね。その拳銃のシリアルナンバー」
典が言った。
「何故わかる。」
「現場でT-01 T-03 が見つかったんです。T-02 があると考えるのは自然じゃないですか」
典め何を
(オレが言葉で追い詰める。お前はスキを見てアイツを殴りに行け。一発かましたいんだろ。)
小声で典が言った。
(ああ)
(多分チャンスは一回確実に決めろよ。)
オレはチャンスを待つ
「ふ、それがどうしたというのだ。」
「こういう状況になると思って対策をしておいたんだ。撃てよ。アンタが撃った瞬間アンタの負けが確定するぜ。」
ハッタリだ。何の準備もしてきてない。
「っ」
「怖いのか?オレみたいな小僧を撃てないなんて情けない奴だな。」
「黙れ!」
おいおい、挑発してるじゃないか
「本当に撃っていいんだぜ。」
田中は典に銃口を向ける。
「おいおい本当に撃つ気あるのかよ。安全装置がかかってるぜ。」
「何っ」
それがスキだ!この好機逃してたまるか!オレは一気に距離を詰める。田中は拳銃を向けるがもう遅い。まず拳銃を持っている手を掴みその腕に肘鉄をする。拳銃を落とした。オレは拳銃を蹴り遠くにやる。所詮田中はじいさんだ。若いオレには勝てない。オレはそのまま柔道で鍛えられた新必殺技払い腰をつかう。田中が地面に叩きつけられた。そのままオレは腕を捻り上げる。
「オレの勝ちだ。」
誰にも言ったつもりは無かったがつい言ってしまった。


金塊を見つけた。・・・・
「勿体無いけど」「ああコイツのせいで事件が起こったんだ。誰にも言わないほうがいいだろうな。」
オレも典も同じ意見だった。


洞窟を出た時は朝になっていた。田中を警察に突き出した。後々表彰すると沖津さんが言っていた。剣次達には一番奥に行ったけどなにも無かったと言った。多分これでよかったんだろう。












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